プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年10月27日

プログラムふりかえりメモ

大正大学地域実習39日目。
南魚沼市での成果報告会。



月曜日に柏崎市で水曜日に十日町市で
そして金曜日に南魚沼市での成果報告会を経て。

個人的なふりかえりをしておく。

・成果報告会の設計・内容について
実際にヒアリングをした人、お世話になった人向けと、
プレゼンテーションのみを聞きに来た人向けでは
リアクションが違うというか、そもそもニーズが違うなあと。

プレゼンテーションのみを聞きに来た人からは
完成度が低く思えただろうし、
実際にかかわった人にとっては、
自分のところで何を学んだ、感じたかをフィードバックしてほしい
ということだと思う。

今回の1年生のプレゼンテーションは、
観光、食、定住促進、伝統産業という
4つの視点で構成していったのだけど、
柏崎市の工業や大企業のCSRの取り組み
はその編集をかけると失われてしまう。
⇒お世話になった人向けの配慮が必要。

「19歳の感性で感じたこと、考えたこと」
をプレゼンで聞きたいということ。
⇒ラストの1人1人の感想をスライドショーと一緒に
載せたのは好評だった。

僕自身のプレゼンに対しての振り返り。

1 「顧客」「価値」視点を得られていない。
最初の段階で、振り返りの手法だけじゃなくて、
「顧客」は誰か?、「価値」は何か?
という視点を得ることが大切。

2 リアルな声を拾えていない。
上記「顧客」「価値」視点で、
ヒアリング時にリアルな声を拾っていくこと。

3 アウトプットの方法、テーマを考える
定期的にアウトプットの方法、テーマを考えていくこと。
アウトプット、聞いてくれる人の「価値」視点と
自分たちの「学び」視点から
プレゼンの内容と報告の方式を考える。

これらは序盤の段階(1~2週間目)
でプレゼンの道筋をある程度考えておくことが大切だと感じた。

また、チームビルディングに関して。
お互いに遠慮してしまう。(思ったことを言えない)
ような状況の中で最後まできてしまった。

プレゼンなどは教員が指導するのではなく、
学生同士で改善していけるようなチームをつくる必要。
「地域資源マップ」のアウトプット方法はいろいろあるのだけど、
それを考える必要があったのかもしれない。

・「呼吸」を合わせること
佐渡のお寺の実習では、毎朝お経を読むということをしているという
これによって、呼吸が合っていくのだと思う。
これはチーム作りにとっては非常に重要。

・「思ったことを言える」環境づくり
こちらも序盤においての
ふりかえりの手法を伝え、実践していくことで
そのような環境をつくっていけるように思った。

全体としては、「3地域の比較」というのが
第1に来てしまったのがポイントだったかと

「比較」するためには、
3地域をすべて見る必要があるし、
それを見てから初めて比較が始まる。

しかし、「比較」そのものは、
学びはあるかもしれないが価値は産めない。

あくまで、
自分が感じる「価値」をアウトプットしていくこと。
が大切なのだ。

その視点、仮説を検証するものとして、
あらたに話を聞いて、ヒントを得て、考えを深めていくこと。
そういうやり方が必要だったのかもしれない。

具体的には、「中間報告」を設定して、
そこで、自分たちが感じる「価値」と「顧客」
について検討し、それを発表してもらい、
同時にアウトプットのスタイルを考えてもらうこと。

あとは、
成果報告会の参加者を限定してもいいのかもしれないと思った。

斬新なアイデアを提案し、
地域の人に取り組んでもらうことが報告会の価値や意義ではない。

自分たちが地域で様々な人に出会い、
どう感じたか、何を価値だと思ったか、
それはなぜなのか。
自分にとってプロジェクトを行うときの顧客は誰なのか。
そんな学びを深めるための成果報告会であると思う。

まあ、3年生については、
ビジコン並みの内容・緊張感がある程度は必要であると思うが。

だから、十日町で指摘されたような
「実現可能か?」という問いではなく、
「自分たちではどう関わるのか、関わることができるのか?」
というのを問いかけることだと思う。

「目的」と「価値」と「顧客」と「学び」
について、いろいろ考えた成果報告会ウィークでした。  

Posted by ニシダタクジ at 08:37Comments(0)アイデア

2018年10月15日

地域プロジェクトへの参加がキャリア観に及ぼす影響(仮)~「やりたいことがわからない」の社会学

卒論相談のアイデアメモ。
タイトルとサブタイトル逆でもいいな。

1 はじめに
・自分自身の中学・高校時の経験
・大学生の地域プロジェクトの参加
・「にいがたイナカレッジ」などのいわゆるインターンではない地域プロジェクトへの参加
・「キャリア観」は時代・社会の変化に合わせて変わっていくのではないか

2 前提確認
・「やりたいことがわからない」という課題
・キャリアが激変している時代
・キャリアデザインとキャリアドリフト
・「アイデンティティ」不安と承認欲求

3 本論
・地域プロジェクトへの参加についてのアンケート調査
(イナカレッジや他の地域プロジェクト参加者へのアンケート)
・地域プロジェクト参加者へのヒアリング調査
・社会人2,3年目の人へのヒアリング調査

・「田舎」で得られる「親和的承認」(存在承認)
・「キャリアデザイン」以外のキャリア観の実例に出会う

・「やりたいことがわからない」という悩みは
アイデンティティの課題と直結している。

・解決策は「やりたいことを決める」ことではなくて、
自らの存在を承認し、キャリアドリフト的な、
「やりたいことがわからなくても前に進んでいける」状態に置くこと

・チーム作り~「場のチカラ」を高める

・「参加」のデザイン~ゴールづくりに参加・同意しているか

・ふりかえり~「予測不可能性」というエンターテイメント

4 結論

5 おわりに

という感じ。
まだ途中だけど。  

Posted by ニシダタクジ at 06:39Comments(0)アイデア

2018年08月06日

「消費財化」という思考停止の罠

「働き方」から「暮らし方」へのシフトが起こっている。
大げさに言えば、「あり方」へのシフトが始まっている。

西村佳哲さんは著書「自分をいかして生きる」の中で
こう語っている。

以下参考ブログ
http://hero.niiblo.jp/e484009.html
(17.2.13東洋的キャリアのつくり方)
http://hero.niiblo.jp/e484019.html
(17.2.14対話型キャリア形成)
http://hero.niiblo.jp/e484047.html
(17.2.17発酵しながら生きる)

~~~あらためて引用

でも本人の実感以外のところから、まるで倫理や徳や常識のように語られる
「働くことは喜びである」といった言い切りには同意しきれない。

それが〈自分の仕事〉ならむろん働くことは喜びになると思うが、
そう思い込まされるようなファシリテーションが社会に施されているとしたら?

そもそもこの、働くことはよいことであるという考え方は、
人類史の途中から姿をあらわしたものだ。
その時々の為政者や権力によって人々に与えられてきた痕跡も見受けられる。
これは労働文化史の領域では決して斬新な視点ではない。

働くことをよしとする価値観は、近世のヨーロッパで生まれ、
キリスト教と産業革命を足がかりに世界へ広がった。

労働や働くことをよしとする考え方は、
共産主義においても資本主義においても機能した。
それは都市化・数量化・産業化の流れに沿って広がった
近代以降の価値観であって、それ以前の社会には、実はあまり見られないという。

人は、より生きているという実感に喜びをおぼえる。
仕事はその感覚を得やすい媒体のひとつである、というだけのことだ。

ただ働くことだけが、わたしたちの生を充足させるわけじゃない。
価値観の形成過程に誘導性も感じられるので、
このことについては、むしろ慎重でいたい。

~~~ここまで引用

そう。
仕事はその感覚を得やすい媒体のひとつである、
ということだけなのだ。

その上で西村さんは
目に見えている仕事を島にたとえ、
そこの目に見えない部分には、

それを支える知識・技術
さらにその下の考え方、価値観
さらにその下にあり方、存在があると説明した。

そう。
西村さんが言っていた「働き方」は
「あり方、存在」を問いかけるようなものだった。

今や、「働き方」が消費財となってしまった感がある。

というか、この社会は、
あらゆるものを消費財としてしまう。

ノマドワーカー。
コワーキング。
パラレルキャリア。

いまや、「働き方」そのものがビジネスとなっている。

そんな中。
イナカレッジインターンが問いかけるもの。
それは「暮らし」であり、「暮らし方」だ。

まあ、「暮らし方」に関しても、
うっかりしていると、「ていねいな暮らし」みたいな
キーワードで消費財化してしまう。

消費財化が別に悪いわけではないのだけど、
その答えを自分の中に求めずに、
他者の考えを取り入れたり、何かを購入することによって
達成できると思うような思考になってしまうことは、
長期的に見れば、本質的には不安なままである。

http://hero.niiblo.jp/e487798.html
「働き方」と「暮らし方」(18.7.23)

イナカレッジの説明会に来た大学生に響いた
キーワードは「暮らし方」だった。

そう、「働き方」は「暮らし方」に包括されている。
そして、暮らしをまず見つめたいということだった。

そういえば、「イナカレッジ」は、2004年10月
新潟県中越地震の復興を目的とした団体が母体だ。

団体がやってきたことは、
よそ者がデザインした計画を押し付けるのではなく、
中山間地の暮らしに寄り添いながら、
「復興」そして「地域の未来」そのものを共に考え、
共に汗を流すことだった。

そこに共通するような「答え」は存在しない。

対話を通して、活動実践を通して、
仮説をつくり、実践して、検証を行い、
また新たな仮説を立てる。
その繰り返ししかない。

たぶん「暮らし」ってそういうものだ。
そもそも不確定要素が多すぎるし。

おそらくは
「働き方」っていうのも同じなんだよね。

ところが、これまで、
というか西村さんも上に書いてあるように

「働くことは美徳である」的な価値観を、
教育によって植えつけられている自分たちは、
「働き方」にさえ「答え」があるような気がして、
「正解」を探してしまう。

それはたぶん思考停止の罠だ。

「暮らし」には正解がない。
「仮説」を立てるには、「感性」を発動させて、
自然の声、住民の声を聴かなければならない。
考え続けて、仮説を検証し続けなきゃならない。

それは終わりのない道だ。

でも、たぶん終わりなんてないんだ。
「価値」とは何か?を問い、
それを「誰に」届けるべきか?
それが仕事であり、
暮らしは「価値」を自分や家族にとどけることだ。

そんな答えのない旅への第1歩となるのが
「暮らし方」インターンなのかもしれない。
なんか、いいネーミングないかなあ。

http://hero.niiblo.jp/e487730.html
これまでの「物語」をつなぎ、これからの「物語」を始めていく(18.7.11)

「保田小魂」に匹敵するような
キーコンセプトを必要としている。  

Posted by ニシダタクジ at 08:35Comments(0)アイデア

2018年06月01日

19歳のための本屋

2011年7月にツルハシブックスの地下1Fで
始まった「地下古本コーナーHAKKUTSU」。
入場できるのは29歳以下だった。

20代のうちに行っておかなければ、
って遠くから人が来た。

でも、テレビを見た人の声の中には
「企画は面白いけど、本はイマイチ」
っていうのもあった。

たしかに、29歳以下の若者へって言われると、
自分が新入社員の時に読んでいたビジネス自己啓発書とか
贈りたくなる気持ちはわかる。

サンクチュアリ出版の金子さん、
トーハンの水井さんに声をかけられ、
ブックスタマの加藤社長に出会い、
東京で、「暗やみ本屋ハックツ」を立ち上げることになったとき。

新潟と同じように29歳以下にするか、
10代、つまり19歳以下に限定するか、
議論が分かれた。

10代限定にしたら、近隣の人しか入場できない。
一番フットワークの軽い20代を切ることになるからだ。
僕は最後まで、10代限定をゆずらず、
2015年9月に「10代限定の古本屋 暗やみ本屋ハックツ」が誕生した。

10代の集客は困難を極めた。
まず、東京の高校生はチラシをもらってくれない。

差し出したチラシを華麗にスルーしている。
耳にはイヤホン刺さっているし。

無視され続けても、
金子さんはチラシを配っていた。
熱い。

そのオープン記念イベントを、
東京だけじゃなくて、岡山と福岡でも
やったのだけど。
その時に出てきたコンセプトが「手紙」だった。

「暗やみ本屋ハックツ」は手紙。
本を通して「手紙」を届ける
そういう本屋なんだって思った。

いま、フリーになって、
あらためて。
誰に「手紙」を届けたいのか?
って考える。

2002年にNPOを立ち上げた時の
僕の顧客は15歳だった。

2年前の元日、
植松さんの本を読んで、
20歳に届けたいと思った。

http://hero.niiblo.jp/e475845.html
やったことがないことをやりたがる人(16.1.1)

ちなみに「つながる米屋コメタク」は、19歳に、ってなっている。
https://faavo.jp/niigata/project/1381

そして昨日のブログ。
http://hero.niiblo.jp/e487501.html
「やりたいことがわからない」と「自分に自信がない」(18.5.31)

これを届けるには。
「19歳のための本屋」っていうのはありかもしれない。
別に本屋でなくてもいいのだけど。
米も売りたいし。
そういうコンセプトで本を選んでみるのもいいなと。

選書のテーマは「自由」。
ちょっと大げさだけど、人が本を読むのは
そこに自由があるから。

自動車学校とコラボした商品とか作りたいなと。
自動車学校期間中に読む本をセレクトするとか。
そういうやつ、やります。  

Posted by ニシダタクジ at 10:03Comments(0)アイデア

2018年05月19日

「かえるライブラリー」はじめます

就活生のように自己分析してみる。

現代美術家。
問いを投げかける人。

余白デザイナー。
場と心に余白をデザインする人。

ツルハシブックス劇団員。
「本屋のような劇場」で演じる人。

そんな感じ。

1999年に始まったまきどき村は
「豊かさとは?」っていう表現活動だったし、
「人生最高の朝ごはん」っていうネーミングにも
問いが詰まっている。

2002年1月に15歳のシンタロウに出会ってからは、
中学生高校生が心を開く場、地域参画するデザインを
探ってきた。

2004年10月の中越地震をきっかけに始まったのが
「遊びとまなびの寺子屋 虹のひろば」
近所の小学生が近所のじいちゃんばあちゃんに
昔の遊びを教えてもらうというコンセプト

2007年10月に大阪から中村憲和(現:わくわくスイッチ)さん
を呼び寄せてスタートしたのが「起業家留学」
大学生が地域のキラリと光る中小企業で
長期実践型インターンシップに取り組む事業だ。
キーワードは「挑戦」かな。

2011年3月に「ジブン発掘本屋 ツルハシブックス」を開店。
ここで初めて「場」という考え方を知ったかもしれない。
地下古本コーナー「HAKKUTSU」で
地域の大人や本と中高生の偶然の出会いを演出した。
ツルハシブックスのキーワードは「偶然」だ。

2015年1月に茨城へ移住し、大学の職員を経験。
その時に、ツルハシブックスの「店員サムライ」制度が
劇場として機能し、さらなる「偶然」を生み出した。
「偶然を生み続ける劇場」としての本屋を見た。

2015年12月放送「のぞき見」
https://www.youtube.com/watch?v=bYq8iDb_ei4

2015年9月の「暗やみ本屋ハックツ」を東京でスタート。
「10代」というキーワードにチャレンジしたおかげで、
寄贈本のクオリティが劇的に上がった。

2016年4月には茅ヶ崎市美術館で「ハックツ展」として
(=正式名称「あなたが未来に託す想い展」)
地域で働く大人たちが選んだ本が
美術館のエントランスに並んだ。

そして今は、「本の処方箋」ということで、
あなたの悩みに本を処方するっていうのをやっている。

「本屋」というよりは、
「本を介したコミュニケーションデザイン屋さん」
をやっているのだなあと思う。

その先にあるものは、
吉田松陰先生が野山獄と松下村塾でやった
「学びあいで希望の灯を灯す。」
ということかなあと思う。

この前のチャレコミの研修で
副業・兼業の分科会でも思ったけど、
キーワードは「ともに学ぶ場づくり」なんだろうと思う。
そしてそれこそがエンターテイメントの本質である、
「予測不可能性」を体感する場なのではないか。

あとは、「パートナーシップ」という思想。
「ともに学ぶ場づくり」によって生み出された関係性は
「パートナーシップ」である。
つまり、ともに学ぶ同志になる。

組織が組織である意味は、分業や効率化ではなく、
「パートナーシップ」で新たな価値を生み出す
からであるだろうと思う。

「パートナーシップ」というスタンスを持ちながら、
チームで新たな価値を生み出していく。
そんな組織づくり会社づくり地域づくりができたらなあと思う。

そこに向かう方法論として、
2018年6月にリリースするのが
「かえるライブラリー」だ。
https://twitter.com/kaeru_library

地域の人たちのチームが
古本屋的なライブラリーを運営しながら、
若者にどんどん本と思いをパスしていく。

そこから生まれるフラットな関係性、
つまり「パートナーシップ」や
贈与のお返しの連鎖がきっかけとなって、
地域参画する若者が増えていく。

そんなプロジェクトをつくっていくこと。
ひとまずはここから、かな。  

Posted by ニシダタクジ at 07:32Comments(0)アイデア

2018年03月04日

WHYから始まる学習塾

学習塾×哲学カフェ×本屋
みたいな場所ができないだろうか

数学とは何か?
英語とは何か?

なぜ、英語は主語の次に動詞が来るのか。
日本語はそうではないのか。

ニュートンは思ったのだという。
リンゴは気から落ちるのに
なぜ、月は落ちないんだろう?と

センス・オブ・ワンダー

不思議だ。
と思った時に、好奇心が作動する。
なぜ?だ。

子どもは、なぜ?なぜ?の怪物だ。
不思議に思ったことをなんでも大人に聞いてくる。
それこそが
センス・オブ・ワンダーなのだ。

大人になると、
いつの間にか、WHY?と考えることが減ってくる。

大人にとって大切なセンス・オブ・ワンダーは
「違和感」ではないだろうか。

「感性」というと、
キレイに聞こえるかもしれない。

たぶん、使われ方は、
きれいだとか、美しいとか、感動した、とか
ポジティブな意味の心の動きを「感性」と呼び、
ネガティブな心の動きを「違和感」と呼んでいるように思う。

僕にとっては、15歳の不登校の少年に出会い、
まったく話してくれなかった彼が、
だんだんと心を開き、話せるようになったのは
「違和感」でしかなかった。

「違和感」を言語化する。
それが、仕事にとって大切なのではないか。
なぜなら、「違和感」の先にお客がいるからね。

だからこそ、子どものころに、
なぜ?を大切にすること。
それってすごく大切なことだと思う。

そんな私塾をつくれないだろうかと思う。
学習塾×哲学カフェ×本屋
みたいな場所。

子どもだけじゃなく、
なぜ?を考えたい大人たちも参加できるような
本屋さん。
WHYから始める学習塾。

目的は、センスオブワンダーを保ちながら、
学びへの意欲を高めていくこと。

学びのモチベーションを上げる。
それこそがみんながほしいものなのではないだろうか。

知識基盤社会においては、
学び続ける力こそが生きる力になっていく。  

Posted by ニシダタクジ at 11:29Comments(0)アイデア

2017年09月28日

ハックツの「手紙」ブランディング

鮫ヶ浦水曜日郵便局
https://samegaura-wed-post.jp/

水曜日にだけ開局する郵便局。
というアートプロジェクト。

もともとは熊本の赤崎で行われていたプロジェクト
http://www.akasaki-wed-post.jp/
ここのロケーションもすごい。

アートとは、日常に問いを投げかけることだ。
と僕は北澤潤さんに教えてもらったのだけど。

まさに水曜日郵便局は、そんなプロジェクトだ。

水曜日という限定で
全国からやってきた手紙を交換して
誰かに届ける。

見知らぬ人の水曜日の手紙が届ける。

いままで1万通以上の
手紙がやりとりされたのだという。

なんか、ハックツは手紙だって
2年前に気づいたのだけど、
(いや、そもそも仕事が手紙だってことね)

そういう意味では、
もっとブランディングを手紙に寄せていっても
いいのかも、って思いました。

便箋とは言わないけど、
手紙っぽく、紙を選べるようにしたり。
寄贈されたときに消印押すとか。
そういうブランディングがあってもいいのかも。

水曜日郵便局は、
「生きてる感」のアートだと思った。
「いま生きてるぜ」っていう感覚を必要としているのだなと。

そういう意味では、
10代に本を通じて手紙を届ける「暗やみ本屋ハックツ」
もなかなかいい線いっていると思うんだよね。

仕事ってホントは手紙を届けるようなもんじゃないの?

そんな問いを世の中に発信しつつ、
世界はひとつじゃないことを10代に伝えたい。  

Posted by ニシダタクジ at 08:04Comments(0)アイデア

2017年08月31日

KJ法の意味

ここのところ、
メモ代わりに書いているブログ
今日はKJ法について。

ワークショップの
語源はworkshop:作業場・仕事場

これには
factory:工場、製造所ではなく、
というニュアンスが含まれているのだという。

では、いま、なぜ「ワークショップ」
なのでしょうか。

「課題先進国」
って聞いたことありますか?

急速に「先進国」と呼ばれる国の
仲間入りをしたとされている日本は、
多くの課題が押し寄せてくるのだといわれます。

・少子高齢化
・食料自給率
・エネルギー問題
・環境破壊
などなど、これらを解決するのは容易ではありません。

そしてもうひとつ、
人工知能(AI)の発達や
ロボット技術の進化
クラウドソーシング
などによって、働き方も大きく変わってくると言われます。

これから
なくなっていく仕事
なくならない仕事
って聞いたことありますか?
どんな仕事がなくなる?
どんな仕事がなくならない?

なくならない仕事といわれているのは
医師、カウンセラー、経営者などですね。
どんな仕事がなくならないか?
「コミュニケーション」と「イノベーション」

じゃあ、それをひとりひとりが身につけなければ
いけないのか?

そのそもイノベーションは個人のチカラで
起こるんでしょうか?
ひとりの天才が課題を解決するのでしょうか?

そんなことはありません。
⇒「場のチカラ」「チームのチカラ」
でイノベーションを生み出していくことが
これから求められているのではないでしょうか。

今日から3日間、グループで行います、
「ワークショップ」とは、まさに
「コミュニケーション」によって「イノベーション」、
つまり課題解決などを生み出す
方法であると思います。

では、ワークショップとは、
どんなものなのでしょうか。

さきほども言いましたが、
ワークショップは、
ファクトリーに対する言葉として
使われました。

詳しくは昨日のブログで。
http://hero.niiblo.jp/e485718.html

そんなワークショップの
もっとも基本的な方法である
KJ法について、今日は紹介して、
実際にやってみます。

KJ法のKJって何の略だか知っていますか?

川喜田二郎
Kawakita Jiro

なんです。
人の名前です。

川喜田二郎さん
ポストイットを使って、
考えを整理する方法を生み出した人です。

ポストイットに自分の考えを書いて、貼っていく。
これの何がすごいんでしょうか?

1 全員の意見が出せる
2 意見と人を分離する
3 並び替えられる⇒新結合が起こる

川喜田さんはこう言ったそうです。
「ラベルに語らせろ」

さて、じゃあこれからやってみます。
簡単な約束事があります。

1 自由奔放
2 質より量
3 否定しない
4 便乗歓迎

3と4は
Yes,andとしても使われていますね。

いいね、それ。
そしたらこんなこともできるんじゃない?
っていう風にいったん、受け止めて、乗っかる。
さて、やってみましょう。  

Posted by ニシダタクジ at 07:56Comments(0)アイデア

2017年08月29日

「ワークショップ」

人工知能(AI)・ロボット時代が
まもなく訪れ、たくさんの仕事が
自動化され、職を失う人が増えるという。

それに替わられない仕事とはなんだろう?
という問いが投げかけられている。

医師やカウンセラー・教師・経営者などが
無くならない仕事として挙げられている。

これをある人が
「イノベーション」と「コミュニケーション」
が必要な仕事であると言う。
たしかに。

そして、人口減少・少子高齢化など、
たくさんの地域課題が山積している中、
それを解決するアイデアはだれも持っていない。

「アイデアのつくり方」(ジェームス・ヤング)
「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」

それを個人ではなく、
チームの力、場の力によって
出そうというのが「ワークショップ」です。

「ワークショップ」とは、
「ファクトリー」に対する言葉として、
使われ始めました。

http://hero.niiblo.jp/e481697.html
(2016.8.31 いまなぜ「ワークショップ」か)

で、ルール説明。
ブレストの基本。

発散のために

1 自由奔放
2 質より量
3 否定しない(Yes,and)
4 便乗歓迎 

収束のために

1 肯定的であれ
2 配慮せよ。粗い判断をせず全てのアイデアを公平に検討せよ
3 目標をチェックせよ
4 アイデアを改良せよ
5 新しさをよく考慮せよ

なるほど。
こんな感じ。  

Posted by ニシダタクジ at 08:26Comments(0)アイデア

2017年08月24日

地域×リベラルアーツな本屋

たぶん、これがやりたかったこと。
誰かがやらなきゃいけないこと。

企画を立てるときに思い出すのは、
大阪ボランティア協会の
早瀬昇さんの講演。

1998年。
まきどき村を立ち上げる前。
ボランティアを始める人には、2つの条件がある。

「思い込み」と「思い上がり」だ

「これが世の中に必要」という「思い込み」と
「これができるのは自分しかいない」という「思い上がり」

この一言に、僕は気持ちが楽になった。
僕がやろうとしていることは、「思い込み」と「思い上がり」、
つまり、「勘違い」なんだな、と。

謎がひとつ解けた。
当時僕は、「環境」とか「エコ」とか
言っていたのだけど、そんな活動を一緒に取り組んでいる
大学生たちや一部の大人たちへの違和感を抱えていた。

それは「自分が正しい」と思っている(気がした)ことだ。
「正しさ」は「こうするべき」という強制を生む。

それは活動に「楽しさ」を失わせる。
そして「楽しさ」がない活動は広がらない。
結果、課題は解決しないのだ。

「これが世の中に必要」は「思い込み」で
「これができるのは自分しかいない」は「思い上がり」である。

という前提で、
活動は立ち上げなければならない。
そうそう、仮説にすぎないんだと。

そんな前提で、ひとつの企画を考えてみる。

とある大学のとある授業で
高崎経済大学の「0号館」プロジェクト
https://readyfor.jp/projects/0gokan

が取り上げられていたけど。
あれが本屋さんになったらいいんじゃないかと。
まあ、そんなにツルハシブックスと変わらないのだけどね。

キーコンセプトは堅く言えば「本物の教養」かな。


「教養のススメ」(池上彰 日経BP)

東京工業大学のリベラルアーツセンターの
教員のみなさんによる本。
これはまた今度まとめますね。

衝撃的だったのは、アメリカの大学視察の話。

「アメリカの大学は実学志向」っていうのは大いなる嘘で、
実際はハーバードも、MITも、めっちゃ教養志向だっていうこと。

経営学とか工学とか専門的なのを本格的に
学ぶのは、ビジネススクールや大学院にいってから
なんだっていうこと。

しかも教養の授業がハンパない。
次の授業までに本を75ページ読んできて、
ディスカッションしたり、毎回プレゼンがあったり、そんな感じ。
教養への熱が違う。

ということで。
大学のカリキュラムは変えられないので、
いっそ大学の前に本屋つくって、
そこでやればいいんじゃないかって。

・ひとをつなぐ本屋(きっかけ)
・プロジェクト応援(アクション)
・就職・起業応援(出口)

座学だけじゃなくて、
フィールドワークも、地域の人と
プロジェクト組んでいったりとかしていけば
いいんじゃないかなと。

まだ、ネーミングは検討中なのだけど。
○○駅前キャンバスとかね。
キャンパス(校内)ではなくて、絵を描くところね。

本屋としての売るものは、
・教科書(古本):先輩から引き継いだもの。マーカーOK
・就活応援本:地域企業のOB・OG訪問ができる本(公務員も)
・高校生向け参考書

とか、
あとはリベラルアーツ的な新刊と古本。
これは僕が基本を選びますが、いろんな読書会を開きながら
セレクトしていく。

これらをきっかけにして、自分を考えることができる。

あとは、プロジェクト支援
・ドラッカーの5つの質問(人生は経営である)
・目的地の見つけ方(ビジョンセッション)
・場のチカラ(ミーティングファシリテーション)
・ふりかえりの方法
などを伝えるワークショップを開催する。

そして就職マッチングや
おためし起業の機会提供

これは、屋台なんかをつくって、
そこで商売ができるようにしてみることからかな。

問題は、最初のはじめ方。
大学生店長とか、そういう大学生を誘いやすい設計にするのがポイント

あとはアクセス。
場所が結構大切。通りすがりの人がくるような
立地で偶然を起こすこと。

もうひとつは可能であれば、
その建物の物語があるといいなと。

僕は2006年にインターンシップ事業立ち上げをしてから、
「個人のキャリア」と「地域活動」(インターンシップ含む)
の有機的なつながりについて考えてきたのだけど、
それはやっぱり、「本」や「本屋」がつなぐのかもしれないなと。

ほかの人とアプローチが違うのは、
地域サイドよりも学生サイドから見てるっていうところかな。
あとはコミュニケーション・デザインの
方法論をたくさんもっていることかも。

さて、見えてきましたね。  

Posted by ニシダタクジ at 08:21Comments(0)アイデア

2017年07月24日

地域活動とキャリア形成と「場」づくり

地域活動とキャリア形成を接続する。
というか一体化する。
これがこの3年間のテーマだった。

ちょっとずつアウトプットが見えてきた。

これまでのキーワードをつなげていくと、
何かできるのかもしれないと。

「農」「食」「本」「本屋」「ハックツ」「場」
「キャリア」「インターン」「クラウドファンディング」

ひとつは、
クラウドファンディングというメディアをつかって、
地域の生産者の販売と広報を行うようなプロジェクトを
生んでいくこと。

もうひとつは、
地域の企業と学生を「本」でつなぐ、というもの。
なづけて、OB訪問付き古本屋(仮)。

これらは、
拠点となる「場」があって初めて機能するのだろうなと。

そしてその「場」は「住みたい」街づくりの実験場として
コミュニケーションと学びの機会を提供していくのだろうと。

ふるさと納税よりもリアルに、
ひとりひとりとつながる、役立てるメディアを
つくること。

それかもね。  

Posted by ニシダタクジ at 08:09Comments(0)アイデア

2017年06月27日

コミュニティ難民向け本屋さん

「孤独と不安のレッスン」
「売りたい」ではなく、「売らなきゃ」と思える本
http://hero.niiblo.jp/e269669.html

そういう本を売っていきたい。


コミュニティ難民のススメ。(アサダワタル 木楽舎)

手紙。
売らなきゃ、と思える本。
この本を手渡さなくちゃ、と思える本。
そんな本を売っていこうと思う。

最近は僕の周りに
コミュニティ難民な女子が多いので、
それ向けのセレクトをするのが楽しそう。
ひとまずアルプスブックキャンプでお披露目しようと。
新城劇場にも同時に発表したい。

部活をやめたばかりの
中学生高校生向けのハックツというのもいいな。
女子会に行けるような感性の強い男子も対象かな。

自分で考えること。
思考停止しないこと。
精神的に独立すること。
それが一番大切なのだろうと思う。

就職でなく、人生の経営者として、
企業とのパートナーシップ契約を結ぶ。

そういう感覚がないと、
システムはどんどん、独立を奪う。

ひとりひとりを幸せにするはずだったシステムは、
ひとりひとりを「交換可能」にし、
ひとりひとりを「顧客」から遠ざける。
顧客に「手紙」を渡せなくなる。

孤独を携えて、人生を生きる。
そんな「手紙」を僕は預かってきたのかもしれない。

「孤独と不安のレッスン」から
「コミュニティ難民のススメ」まで。

どうやってつなげていこうか、楽しみです。  

Posted by ニシダタクジ at 05:43Comments(0)アイデア

2017年06月20日

もうひとつのCSA

東北食べる通信の高橋さんの本。


で、書いたブログ。
「Community Supported Bookstore」
http://hero.niiblo.jp/e475942.html
(16.1.5)

この本の中で紹介されている
農家と消費者をつなぐ「CSA」。

CSAとは
「Community Supported Agriculture」のことで、
直訳すればコミュニティに支えられる農業のことだ。

コミュニティマネージャーを配置し、
生産者と消費者、あるいは消費者同士のコミュニティを育む。
そんな取り組みが始まっている。

昨日企画していた「おとばたけ」の取り組みって
その方法論のひとつになるのではないかな。

音で農とつながる。
五感を使って感じる。

それは、きっと「ひらく」ということ。

昨日、コミュニティとプロジェクトのあいだ
と書いた。
コミュニティは居場所、プロジェクトはチーム。

人には「居場所」が必要である。
というのが、もし、ウソだとしたら。

「本当の自分」など、存在しないとしたら。

そして必要なのは、「承認」だとしたら。

「承認」が得られないのは、
他者からの「評価」を基準に生きているからだとしたら。

いまや、
「学校」も、「家庭」も、「地域」も、「会社」も
すでに「居場所」ではない。

「だから『居場所』が必要なのだ」
と言う人は多い。

でも、本当は、「居場所」じゃなくて「承認」
なのではないか。
特に山竹伸二さんのいう「親和的承認」なのではないか。

「部分的承認」
http://hero.niiblo.jp/e344865.html
(14.1.28)

大げさに言えば、
「自分がこの世に存在していていいんだ」
っていう承認を必要としている。

そしてそれは、
「居場所」によって全面的に得られるのではなくて、
「プロジェクトチーム」によって、一時的、部分的に得ていく。
その方法をとったほうがいいのではないか。

そういう意味では、
「農」によって、そして音によって、
五感をひらきながら、地域とつながっていくこと。
経済社会とつながっていくこと。

そのプロジェクトは、
地域の「農」をサポートするだけではなく、
若者の「承認」をサポートするのではないか。

「Community Supported Agriculture」
というコミュニティが

「Community Supported Approval または Acknowledgment」
になり得るのではないか。

※ ↑「承認」辞書ひいてしまった。英語わかる人、どっちが正しいか教えてください。
  両方違っていても教えてください。

そんな場と機会を起こしていくような本屋を、
いろんな人と作っていくこと。

それがCSB「Community Supported Bookstore」
なのだろうな。

もうひとつのCSAを作るような本屋、やりたい。  

Posted by ニシダタクジ at 05:34Comments(0)アイデア

2017年05月23日

「心を開く」をデザインする

http://hero.niiblo.jp/e484552.html
「心を開く」から始まる。
(17.4.20)

http://hero.niiblo.jp/e484560.html
本屋というプロセス・デザイン
(17.4.21)

のつづき。

結果論なのだけど、
僕がやってきたことは、
「心を開く」をデザインする。
だったのかもしれない、という仮説

そういう意味でのポートフォリオは

1 まきどき村の人生最高の朝ごはん。

1999年~現在。
毎週日曜日朝6時集合。
早すぎる。

まきどき村1年目の1999年8月1日。
神奈川県から来たお客さんに
竹炭焼きをするための竹割りをやってもらうため、
猛暑だったので朝7時集合したのが始まり。

あとは朝市が7時から近所でやっていたため、
そこの試食の漬物を食べるために、
そこでご飯を食べる、という活動が始まった。


現在でも
1 旧庄屋佐藤家に6時集合
2 畑作業
3 買い出し
4 朝食づくり
5 朝ごはん
でおおむね朝9時半には解散している。

ここのポイントは
・朝6時集合で化粧とかする暇がない。
・農作業とか囲炉裏の煙の匂いがつくので、いい服では来れない。
・農作業や朝食づくりなど、作業を共にするので、仲良くなる。
・一緒に食べる。
・地域のじいちゃんや歴史などがあって、話のネタがある。

うん。
こうやって書くと、なかなかできないデザインだなあと。

2 粟島での大学生向けプログラム

2012年~2014年
大学のプログラムや島開きの手伝い、カフェの工事など、
粟島で行った大学生向けのプログラム。



ここでのポイントは、なんといっても
1 船に乗り、離島に渡る
というところ。
ここには心を開くプロセスがあると思う。

そして人口300人の島、粟島では、
特にオフシーズンに行くと、村ですれ違う人がみな、話しかけてくる。

民宿に2泊しようものなら、
「今日はどうするんだ?」と聞かれて、
場合によっては車を貸してやる、って言われる。
民宿の代金にレンタカー代も入ってる。(笑)

そして2日目には
「ただいま~」と言って帰っていくのだろう。
自然、そして人。
本当の意味での「開放」がここにある。

「自分が好きになれない」
っていう悩みを抱える大学生や20代の人には
粟島に2泊することをおすすめしたい。
ご相談ください。

3 ツルハシブックス


2011年~2016年:新潟市西区内野駅前にあった本屋

ツルハシブックスでは、
「偶然」を演出することによって、
「心を開く」を実現してきたのではないか。

1 入店した瞬間に「こんにちは」と声をかける。
2 店内の説明をする。
3 お菓子を食べてもらう。

お菓子を食べてもらう際に
「差し入れでもらったんですけど」
とすすめるのがポイントだ。

差し入れでもらったのだけど、
甘いものが苦手で食べきれない。
とか言うと、たいていの場合は食べてくれる。

あとは、
「差し入れの来る本屋さん」であるという
いいイメージが湧く。

そこで出会う「偶然」が、
次のアクションへの背中を押す。

4 暗やみ本屋ハックツ

もともとは「地下古本コーナーHAKKUTSU」という名前で、
新潟市のツルハシブックスにあったのだけど、
今は、東京練馬区・上石神井と、大阪旭区・千林で行っている。
10代限定の暗やみで行っている古本屋さん。


こちらも10代の若者にとっては、
・暗やみであることで非日常感がある。
・寄贈者のメッセージを感じ取ることが求められる。
・ハックツし終わった後に話ができる、または自分もスタッフになれる。

また、こちらは寄贈する大人にとっても、
・10代に本を贈る読書会では、自分の10代のころの
エピソードを語ることになり、自己開示が起こる。

5 大学生×若手社会人の紙芝居プレゼンによるコミュニケーション力講座


「カタリバ」をモデルにした大学生のキャリア教育モデル。
社会人が紙芝居をつくり、
それをもとに、学生とコミュニケーションする。

その後、学生自身が自分の紙芝居を作成、プレゼンする。
紙芝居というツールが、距離を縮め、心を開くことになる。

番外 ミーティングファシリテーション

・アイスブレイクで「最近会ったよかったこと」
終わるときに「今日の感想」をいう
を繰り返すことで、気持ちを出す練習をする。
フルネームで名前をいうことがポイント。出身もあったらよい

・カタルタ:予想外のことを言うことができるツール
・1度は休憩を入れる。休憩の際はトイレに行く。

心を開く。
オープンマインドをつくる。
そこから始まるのだろうな。

以上の活動をしてきて、なんとなく見えてきた、
若者の心を開く方法。

・船に乗って離島に渡る。
・一緒につくって食べる。
・「偶然」をプロデュースする。

そして何より、僕が大切だと思うのは、
・いい加減な大人に出会う。

ことなのではないかな、と思う。
多様な、っていうよりは、
「ああ、そんなんでいいんだ。」
っていう安心感を与えてくれるような大人に出会うこと。

そうやって、心が開いていく。
そういう意味でも、僕は、その仕事、
向いているような気がします。

新しい肩書き、できました。

「オープン・マインド・デザイナー」
のニシダタクジです。

いや、あやしい。
あやしすぎる。

ココロヒラキストとかにしときますか。笑。  

Posted by ニシダタクジ at 05:46Comments(0)アイデア

2016年11月28日

いま感性が反応していることが最先端だとしたら

感性を信じられるようになる。

これこそが
実はいちばん大切なことなのではないか。

他者の意見や世間の価値観ではなく、
自分の感性を信じる。
そして決断できるようになること。
これが、「20代の宿題」なのではないか、と。

ツルハシブックスってなんだったのか?
きっとそれが今問わなければいけないこと。

どこからきて、どこへいくのか?

いま、感性が反応していることが最先端だとしたら、
世の中は、というか私たちの生活はどこへいくのか?


新潟での活動(1996~)
有機農業研究会STEP(サークル・学食の生ごみをたい肥化して畑をやる)
まきどき村(農作業後、朝ごはんを食べる人生最高の朝ごはんを実施)
学校給食と子どもの健康を考える会(学校給食米飯化運動)
サンクチュアリ出版(地方書店営業)
虹のおと・虹のひろば(小学生と地域のお年寄りの昔遊びを通じた交流)
ヒーローズファーム(大学生の地域企業でのインターンシップのコーディネート)
ツルハシブックス(JR駅前での地域拠点となるような本屋・カフェ)
コメタク(米を炊くことをテーマに、暮らしを考える米屋)

そして、進行中の
・暗やみ本屋ハックツ(東京・練馬:10代向けに特化した寄贈本の古本屋・月1回営業)
・こめつぶ本屋(大阪・千林:商店街にある米屋の隣の空間での高校生向け活動)
・カリカリブックス(仮)(長野・伊那:駅前商店街の空き店舗を活用した高校生向け古本屋)

さらには、
・プロジェクト3号室(川崎・武蔵新城:マンション1Fを活用した高校生の活動拠点となるような本屋)

「高校生」をキーワードにして、
「学びのコミュニティ」ができていく。

たぶん、これが第1の仮説で、
ツルハシブックスで実証されたこと。
これからもこれは継続して活動していくだろう。

次は、何か。

まずは、本屋を復活させたい。
米屋本屋はやりつつ、だけど、
内野町のいろいろなところで本屋を出店しつつ、だけど。

「畑のある本屋」




多様な目的の人が同じ空間を分け合っている。
それが僕の考える「居心地の良さ」だ。
そこに「偶然」が生まれる余地がある。
それには畑のある本屋が面白い気がする。

本の集合体が発信するメッセージがそもそも「多様性」だからだ。

それがきっと次の本屋さん。

その前に、やらなくてはいけないことは、
おそらくは米屋の収益化なのだと思っている。
米屋×本屋だけでない、
地域の人とのつながりをつくり、住みたいまちをつくる、
そんな場を作っていかなくてはいけない。

あとは「移住」かな。
「参加できる」まちが移住したくなるまちになるのかもしれない。

そのあたりの構築かな。
あとは、10代の地域活動参加による
就職観(キャリアドリフト観)の醸成について、研究することからなあ。

そんな話を30日しますね、ゆきさん。  

Posted by ニシダタクジ at 08:12Comments(0)アイデア

2016年09月28日

「予測できない学び」というエンターテイメント

暗やみ本屋ハックツの社会人スタッフや
ツルハシブックス店員サムライの
モチベーションは何か?

あるいは、単位も無しで
課外活動に取り組み学生のモチベーションは
どこから来るのか?

あるいはどうやって起動・維持・発展していくのか?

僕はもっとも強いモチベーションの源泉は、
「予測できない学び」が得られるということなのではないかと思った。

中村さん直伝の振り返り手法。

「予測できたよかったこと」
「予測できた悪かったこと」
「予測できなかった悪かったこと」
「予測できなかったよかったこと」

を4象限で振り返り、
発表するというもの。

ここでは順番が大切で、
「よかったこと」で始まり、
「よかったこと」で終わる。

そしてなんといっても、
イベントやその他活動を「やってよかった」
と思えるのは、
「予測できなかったよかったこと」
が起こる(経験できる)からであろうと思う。

そして、
その出来事や、振り返りを通して、
「予測できない学び」を得るということ。

これが大きいのではないかと思った。

内田樹さんのいうような、
「教育のお買いもの化」
が進行する一方である。
(つまり、必要最小限のコストで、大きなものを手に入れる)

だから、大学はシラバスに授業内容を書き、
インターンシップ仲介団体は「得られる経験」
を企業や学生のヒアリングを通して、聞き取り、文章化し、アピールする。

それはまるで資格取得をゴールとした
通信教育講座のようだ。

そこにあるのは、「予測された学び」である。

しかし、
僕たちが、本当に喜びを感じるのは、
「予測できない学び」に出会ったときではないだろうか。

地域には、現場には、そして本屋には、
「予測できない」出来事が広がっている。

そこでの経験を通じて、
予測できない学びを得ること。
そこに本当のエンターテイメントがあるような気がする。

すべての商品やサービスが、
「機会」を売るものだと仮定するならば、

ハックツやツルハシブックスが売っている「機会」は、
「予測できない学び」というエンターテイメントなのだろうと思う。

そしてそれこそが
若者が欲しているものなのではないだろうか。  

Posted by ニシダタクジ at 08:01Comments(0)アイデア

2016年08月31日

いまなぜ、「ワークショップ」か

いまなぜ、「ワークショップ」なのか。


(かかわり方のまなび方 西村佳哲 筑摩書房 ※ちくま文庫からも発売されました)

この本を読みなおす。

当たり前のように使っている
「ワークショップ」とは、そもそも何か。

英語で「ワークショップ」とは、
工房・作業所のこと、つまりハード(建物)のことだった。

しかしわれわれは今日、イベントや会議などの
ソフトな意味として使っている。

「ワークショップ」が拡大解釈的に使われてきたのは、
1900年代のはじめ、T型フォードが世界を席巻し始めた頃であるという。

つまり、
「ファクトリー(工場)ではなく」
というニュアンスが含まれているというのだ。

~~~ここから引用

ファクトリー(工場)の特性は、
「何をつくるか?」があらかじめ決まっている点にある。
そしてそれを効率よく、高精度に、間違いなく生産するための
ラインが設計され稼働する。

一方ワークショップ(工房)では、
「何をつくるか?」はあらかじめ決まっていない。
少なくとも設計図のたぐいはない。
そこには素材があり、道具があり、
「少しでもいいものをつくりたい」意欲を持つ職工が集まって、
互いに影響を与えながら働く。

そしてつくり出すべき「なにか」が、その場で模索されていく。

ファクトリーは量産するが、ワークショップは量産のための空間ではない。
また前者において、失敗はあってはならないもので決して望まれないが、
後者(ワークショップ)では、失敗はむしろ重要な手がかりで、
いい失敗を積極的に得るべく試作が重ねられる。

ファクトリー(工場)は、
システムを所有し管理する側が大きな影響力と権限を
持つ社会を象徴している。
その発展は、素人より専門家が、
生活者より消費財を供給する側が
よりパワフルな社会の深化であった。

一方、ワークショップ(工房)では、
一人ひとりの個人が中心で、権限も分散している。

このようにファクトリーという対立概念を置くと
ワークショップという言葉に込められてきた願いの内実が
少し見えやすくなる。

~~~ここまで引用

わーって。
なるほどーーーって。
これは素敵な一節。

そうそう。
ワークショップは
・あらかじめアウトプットが決まっていない。
・失敗(試作)が歓迎される
・トップに立つ人ではなく、一人ひとりが重要

そうそう。
そうやって「場のチカラ」を高めた
ワークショップの中から「未来」が始まっていくと
僕は思っている。

これは「まちづくり」「地域づくり」の現場、
つまりソフトのワークショップでも同じだ。

そしてまさしく、
地域における若者(たとえば大学生)の
役割はここにある。

あらかじめアプトプットの決まっていないものを
場のチカラを通じて試作し、
実際やってみてふりかえること。

それってプロジェクトだけじゃなくて、
人生そのものなのではないかなあと。  

Posted by ニシダタクジ at 06:31Comments(0)アイデア

2016年06月29日

未来は「会議室」の中で生まれている

成人する、大人になる、
とはなんだろうか?

世のハタチの中で、
「成人式」に出たことで
大人になったなあと実感する人は
何人いるのだろうか。

自治体が主導する「成人式」はもはや
同窓会の口実に過ぎないのではないか。

大人になるとはなんだろうか?

そもそも、
それがひとりひとり同じであるはずでもないし、
同時に起こるはずはもっとない。

自立とはなんだろうか?
安定とはなんだろうか?

仕事とは、はたらくとはなんだろうか?
生きるとはいったいなんだろうか?

そんな問いに対して、
自分なりの方向性を定めていくこと。
それこそが「成人式」なのではないか。

だとすると、
本屋や図書館が果たす役割は極めて大きい。
問いの宝庫だからだ。

そしておそらく、
その方向性に至る道筋も、もはや個人戦ではない。

多数の人が本を読み、それを語り、深め、
ふたたび本を読み、自分の中に落とし込んでいくこと。

きっとその繰り返しで
個人の生き方働き方は決まってくる。
そう、未来は「対話」の中に生まれていくのだ。

織田裕二が「踊る大捜査線」の中で

事件は会議室で起きてるんじゃない。
現場で起きてんだ。
と叫んでいたけど、

未来は「対話」の中にあると僕は思っている。

だから、その対話が会議室の中で起こっているのであれば、
(多くの場合、それは環境に左右されるので、会議室よりはカフェのほうがいいのだけど)
未来は会議室の中で生まれていると言えるだろう。

この前、
ネット上の集合知の中に未来がある、という話を聞いたけど、
僕はネットだけでは生まれないと思う。
ネットはリアルの補完でしかない。

リアルな集合知をつくっていくこと。
それは大学の現場こそが
もっともつくりやすいだろうと思う。

大学の中に「カフェ的空間」をつくり、
そこに「対話」を生んでいくこと。

そこに未来が生まれ続ける場をつくっていくこと。

きっとそれが僕のミッションなのだろうと思う。
これからの成人式をつくる。

それは「式」というよりは「機会」であると思うけど、
そんな機会がハタチには必要だと、心から思う。  

Posted by ニシダタクジ at 06:28Comments(0)アイデア

2016年03月29日

「ナリワイ」づくりと学校づくりと地域づくり


「ナリワイをつくる」(伊藤洋志 東京書籍)

この本をベースに、
「ナリワイ」づくりと学校づくりと地域づくり
を同時にやっていくような場所ができないだろか。
新潟の山奥でできないだろうか。

そんな構想をつくる上野の夜。

カフェと本屋と小中高生の店
が同時に成り立つような場所をつくる。

カフェをやるのは、
セミプロ級の腕を持つ、会社員4人。(大学生可)

毎週週替わりで、
土日にカフェをやる。
毎月、その土日のことを考えて、
お菓子作りに取り組んだりする。

本屋をやるのは、
もちろんツルハシブックスのサムライたち。
ここに、大学生インターンも投入する。
土日だけではなく、平日は村を歩き、
「ナリワイ」の種を見つける。
コーディネーター的な役割を果たす。

小中高校生も、
その場所でお店を出し、何かを売る。
それは手づくりのものでもいいし、
近所のじいちゃんがつくったものでもいい。
商売を通じて、試行錯誤する。

それはもはや、「学校」ではないのか?と思う。
これからの時代の働き方、生き方がそこにあるのではないか。

そんな場所づくりをこの夏から始めます。  

Posted by ニシダタクジ at 05:52Comments(0)アイデア

2016年03月18日

ワークショップ型バスツアー

学生と企業のコラボ。

単なる商品開発やメニュー提案だとか、
そういうのではない。

「広告効果」ではない、
双方にとって、意義や価値のあるコラボレーションを
行うこと。

ここでポイントとなるのは、
きっと「学び」ということになるのだろう。

企業にとっても、学生にとっても、学びがある、ということ。
それは決して個人戦ではなく、
相互作用の結果、学びが起こるということ。

企業にとっての学びとは、
・新しいアイデアを得る。
・場のチカラの体感。
・選ばれる企業のエッセンスを学ぶ。

学生にとっての学びとは、
・働くことを体感する。
・多様な価値観に触れる。
・地元企業の魅力に触れる。

入門編としては、
ワークショップ型バスツアーがいいのではないか。

午前は、会社見学と経営者の話。
午後は、社員さんを交えての企画会議を行う。
そして最後にプレゼンする。
そんなプログラム、ができたら上記のような
ものができるのかもしれない。

お題の設定と、ファシリテーションがカギ。
これを学生がやれるようになると非常に面白い。  

Posted by ニシダタクジ at 06:57Comments(0)アイデア