2008年10月25日
ケータイ小説も悪くない
出版社の営業をやってる身としては、
昨今のケータイ小説ブームは、
文芸書、エッセイの棚が狭くなるので、
正直いってつらい。
そして、
カラフルな文字で横に書かれた
文章を、なかなか読む気にはなれない。
ただ。
売れているのだ。
それも、ハンパなく。
「若者論を疑え!」(後藤和智 宝島社新書)
に現役のケータイ小説作家の文章が載っていた。
ケータイ小説とは、
ケータイの小説サイトから生まれた小説。
そのサイトには、書く(更新する)たびに、
小中高生のコメントがひっきりなしに来るのだという。
しかも、切実な悩みの相談も多い。
「この子達のために、書かなくちゃ」という気にさせられるほどだという。
そう。
ケータイ小説は、これまでの本とは違うのだ。
小説サイトというコミュニケーションを取る場があり、
そこにもまた、大きな意味があるのだ。
売れるケータイ小説とは、
そのようなコミュニケーションをたくさん生んだとも言えるのだ。
これまで。
ケータイ小説なんて、と思っていた自分の視野は
まだまだ狭かった。
当事者の話を聞くと、
いままでの視野が一方的であったことに気づくことがある。
ケータイ小説の本質。
それは本が売れることではなく、
作品を読者とともに創りあげていくこと。
いや。創りあげていく過程がすでに作品なのかもしれない。
昨今のケータイ小説ブームは、
文芸書、エッセイの棚が狭くなるので、
正直いってつらい。
そして、
カラフルな文字で横に書かれた
文章を、なかなか読む気にはなれない。
ただ。
売れているのだ。
それも、ハンパなく。
「若者論を疑え!」(後藤和智 宝島社新書)
に現役のケータイ小説作家の文章が載っていた。
ケータイ小説とは、
ケータイの小説サイトから生まれた小説。
そのサイトには、書く(更新する)たびに、
小中高生のコメントがひっきりなしに来るのだという。
しかも、切実な悩みの相談も多い。
「この子達のために、書かなくちゃ」という気にさせられるほどだという。
そう。
ケータイ小説は、これまでの本とは違うのだ。
小説サイトというコミュニケーションを取る場があり、
そこにもまた、大きな意味があるのだ。
売れるケータイ小説とは、
そのようなコミュニケーションをたくさん生んだとも言えるのだ。
これまで。
ケータイ小説なんて、と思っていた自分の視野は
まだまだ狭かった。
当事者の話を聞くと、
いままでの視野が一方的であったことに気づくことがある。
ケータイ小説の本質。
それは本が売れることではなく、
作品を読者とともに創りあげていくこと。
いや。創りあげていく過程がすでに作品なのかもしれない。
タグ :ケータイ小説