2008年11月12日
夕日がきれいなまち
上堰潟公園で夕焼けを見ていた。
だんだんと色づく空に吸い込まれそうになった。
1999年。
旧巻町に引っ越してきたとき、
夕焼けを見ながら、いつも叫んでいた。
めっちゃきれい。
角田山の後ろに夕陽が沈む。
そうすると、だんたんと空が色づき、
青と赤のグラデーションが見事なアートを描く。
なんてきれいなまちなんだって
僕はずっと思っていた。
そして。
心にずっと引っかかっていたこと。
「僕はふるさとを捨てたのではないか。」
とずっと思っていた。
とある研修に参加した。
巻の高台にある県青少年センター。
そこで。
日本海と角田山、そして広がる田園風景を見た。
「ここは、わがふるさと、日本だ。」
って思った。
その日から、僕のふるさとは日本になった。
海外に住んでいるわけではないけど、
ここには、愛すべきふるさとがある。
巻にはきれいな夕日があります。