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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2008年12月05日

タイガーウッズのエフィカシー

苫米地英人さんの
「残り97%の脳の使い方」
の本についている講演CDを
聞きながら、営業回っていました。

すごいね。
これ。

まず最初から度肝を抜かれました。

「タイガーウッズのエフィカシー」
2005年の世界ゴルフ選手権での話。
プレーオフとなり、相手が外せば
ウッズの優勝が決まるというシーン。

わずか1mのパット。普通ならつぶってでも入る。
ただ、優勝がかかったパット、プレッシャーは尋常じゃない。
ここで、普通のゴルファーなら、「外せ」って思う。
だって外した瞬間に自分の優勝なんだから。

ところが
タイガーウッズは
「入れ!」と本気で思った。

それはなぜか。

それが「エフィカシー」だ。

俺は、こんなパットも入れられないような相手と
プレーオフをしてきたはずはない。
俺は世界最強のゴルファー、タイガーウッズだ。
もっとはっきりした決着を次のホールでしてやる。

だから、絶対に入れろ。

ところが。
そのプレッシャーがすごかったのか。
相手はパットを外してしまう。

タイガーの優勝が決まり、カメラがタイガーを映す。

その瞬間。
つまらなそうな顔をしている
タイガーウッズが映る。
まったく喜んでいない。

世界チャンピオンが決まる大会。

相手のパットを外せと願うことは、
勝利の奪取を相手にゆだねているということ。

世界最強のタイガーウッズに、それは必要ない。
自分の力でねじふせるんだ。
だから、そんな1mのパットを外すようなことはしないでくれ。

大切なのは、結果ではなく、
「世界最強」という自分のエフィカシーを
納得させられる戦いができたかどうか。

熱い話だ。
僕たちはどうありたいのか?
どんな人間になりたいのか。
そのために、今日をどう過ごすのか?

それが重要なのだと改めて思った。  

Posted by ニシダタクジ at 08:14Comments(0)