20代の宿題

いつのまにか。
手段は目的化する。

目的を達成することではなく、
手段を達成することが目的となる。

この危険は常に隣りにいる。

子どもたちに社会経験を積ませることは
子どもにコミュニケーション力、多面的な見方を
身につけてもらうのに大切だから、
どんどん社会との接点を増やしていこう。

と考えたとしても、
いつの間にか、社会経験を積ませることが目的になる。

地域と連携して子どもを育てることが目的ではなく、
子どもが生きる力をつけていくために
必要なのが地域と連携することなのではないか。

手段が目的化するのを防ぐにはどうすればいいのか。

常に、問いかける。

「なぜ、なんのために。」

それを確認していくことしかできないだろう。