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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2010年02月16日

もったいないという技術

高儀農場社長、高橋さんが言った。

「日本の高度成長を支えたのは
農家の次男坊、三男坊でしょう。」

農家で育った彼らはなんでもできる。

そのいちばんの理由が
「もったいない」だと高橋さんは言う。

売り物にならない野菜を、工夫して料理にする。
家にある道具をなんとか自分で修理して直す。

高度経済成長の後に育った俺たちは、
ロープひとつ結べない、無人島で1人になったら
真っ先に餓死する人になってしまった。

「もったいない」

それは文化であり、技術であると思う。
技術であるというより、芸術であるのかもしれない。

その技術は、生きる力は、農業が教えてくれる。

だから若者よ、農業の道を少なくとも通ることだ。

「もったいない」が子どもと若者を変えていく。  

Posted by ニシダタクジ at 06:18Comments(0)学び