プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2010年05月31日

企画書は3行でまとめる

カーブドッチ掛川さんの話は、
エッセンスにあふれていた。

そのうちのひとつ。
「企画書は3行でまとめる。」

あれもやりたい、
これもやりたい、
をそぎ落とし、最後に残った3行。

それが人の心を打たなければ、
その企画はダメだ。

シンプルイズベスト。

カーブドッチ=落さんのワイン
はシンプルだ。

1 ワイン用のブドウしか作らない。
2 自家醸造100%

つまり、自分で作ったワイン用のブドウしか使わずに、
それを全て自分でワインにするのだということ。

当たり前のようだが、
オープン当時はワイン界の常識を覆す、
画期的なものだった。

当時は日本でいちばん大きなワイン工場は
横浜にあった。
つまり、商社が外国からドラム缶で買ってきたワインに
ラベルを貼って出すのが仕事だった。

ワイン用ぶどうしか作らない。
そして、自家醸造100%。
このコンセプトはワイン界を切り拓く、
業界全体を変えていく、画期的なものだった。

まさに、この3行が
銀行マンであり、1万円の苗オーナーであり、株主であり、
人の心を打ち、現在のカーブドッチの礎を築いている。

企画書は3行でまとめる。
3行で人の心を打つ。

そんな企画書を書こうじゃないか。  

Posted by ニシダタクジ at 08:19Comments(0)学び