プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 107人
オーナーへメッセージ

2010年09月17日

三方よし

商取引においては、当事者の売り手と買い手だけでなく、
その取引が社会全体の幸福につながるものでなければならないという意味での、
売り手よし、買い手よし、世間よしという
「三方よし」の理念は、近江商人の経営理念に由来する。

昨日。
中小企業家同友会の例会での
長嶋信司社長の講演。

三方だけじゃなくて四つも五つも
のよしを作っている会社、
それが長嶋さんのビジネス。

社員が精神疾患となった休職中に、
長嶋さんは自ら
精神疾患について学ぶ勉強会に参加。

帰ってきたら、どうやって接しようか、
考え続けた。
いつの間にか
ニート、引きこもり支援のNPOの理事になっていた。

新潟市沼垂に
八百屋と居場所を作って
若者が地域に野菜を届けている。
そのほかにもお年寄りの荷物運びや障子の張替えなんかをやっている。

野菜は売れる。
若者に社会との接点が生まれる。
高齢者は困りごとが解決される。

まさにいろんな「よし」がそこにある。

いま。
長嶋社長は耕作放棄地を復活させた
農業に取り組もうとしている。

耕作放棄地がなくなる。
農家の跡取りができる。
おいしい野菜を給食に出せる。

三方よし以上を農業の現場で作ろうとしている。

そんな長嶋さんを身近に感じる
プロジェクト「新潟田園環境都市留学」が
10月からスタートする。
新潟の農業に新たな価値を生み出したい。

そんな若者の挑戦を待っている。  

Posted by ニシダタクジ at 06:23Comments(0)