プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年01月09日

新潟の未来のためにひとりひとりができること

人の役に立ちたい
社会に貢献したい

そう思っている人が多い。

その根っこには
「自分が何者であるか知りたい」
という根源的欲求がある。

国際協力とか、国際貢献したい
と言っている人の多さも、
ここに要因があると思う。

世界の貧困など諸問題をなんとかしたいという
想いも素晴らしいと思うが、
「国際貢献」によってしか、
「生き甲斐」「働き甲斐」を与えられない
日本社会のほうが貧困なのかもしれない。

ひとりひとりが「権限」と「責任」を持ち、未来を創っていく。
そんな時代がこれからの10年だと思う。

「権限」は、肩書きや職種などではなく、
ひとりひとりが「責任感」や「使命感」を強く
持った瞬間から、お金(支援金)や人(支援者)が集まり、
それが実行できる「権限」を手に入れられるようになる。

だから。
「やりたいことがわからない」という
大学生にとってもっとも必要なのは、
「責任感」と「使命感」を持つことなのだと思う。
生き甲斐や働き甲斐はそれと直結している。

そんな大真面目な話を、
新潟の未来、日本の未来を題材に語っていく。
それが「社会事業創造ワークショップ」だと思う。

新潟の未来のために、ひとりひとりができること。
「社会事業創造ワークショップ」

1月12日(水)、19日(水)18:30~21:00
@新潟駅南口ときめいと(新潟駅直結PLAKA1)
2週連続で行われるワークショップ
参加無料。

テーマは
●国際貢献
●環境
●教育・福祉
●地域活性化
●食と農業
の5つ

これをテーマに、新潟の企業経営者とガチンコトークをすることで、
新しい事業アイデアを生んでいくこと、
それが企業にとっての新しい事業展開につながります。

お困りごとを解決し、新潟を元気にする新しい事業を
本気で実現させてみませんか?

1月12日(水)
18:30 開始
18:45 お困りごと発見ワークショップ
20:30 資源発掘シートの発表

1月19日(水)
18:30 開始
19:00 課題発表
19:30 ブラッシュアップ
20:15 プラン発表

申し込みは
info@herosfarm.net
に氏名、大学名、学部、学年、TEL、メールアドレスを
書いて送って下さい。

「新潟を面白くしたい」そんな熱い友人がいたら、ぜひ誘ってみてください。   

Posted by ニシダタクジ at 11:13Comments(0)イベント

2011年01月09日

親友

清平秀幸。

1995年8月、新潟大学付属村松農場。
農学部農業生産科学科2年生だった僕たちは
4泊5日の「農場実習」に参加。

トラクターの運転や
機械をつかった牛の乳搾りなど、
僕みたいな普通科からの進学者は
新鮮な経験をさせてもらった。

当時。
僕には親友と呼べる人は大学にいなかった。

「環境問題をなんとかしたい」
という高い志をもって、入学した僕は
他の誰よりもたくさん本を読み、
誰よりも勉強しているつもりだった。

その話について来れない同級生に対し、
心を開くことはなくなっていた。

合宿所での夜。
食堂に集まり、話に花が咲く。

そこで僕は清平くんに出会う。
本を読み、大局観を持って、
農業と日本のこれからを語る
北海道出身の男だった。

その日、熱い議論はなかなか終わらなかった。
「食糧をどうするのか?」
「日本はやっていけるのか?」
大学生らしい瞬間がそこにあった。

2年の終わり。
僕は彼とサークルを立ち上げた。
「有機農業研究会・STEP」

大学で畑をやりながら、
環境問題に対してのアプローチを考えるというサークル。

農家出身の彼と一緒にやれたことが
すごくうれしかった。
残りの大学2年間は本当に楽しかった。

たった2人で、大学生の展示を取り仕切り、
生ゴミリサイクル方法のアピールをしたり、

粟島に合宿で行って、
塩づくりにチャレンジしたり。

内野駅前の「焼き鳥大吉」で
熱く語り合ったり。

僕の大学生としての青春はいつも清平くんと
ともにあった。

サークル立ち上げから3年。
99年に僕はまきどき村を開始する。
清平くんがいなければ、今の僕はない。

そんな清平くんが
今日、雪の札幌で結婚式です。
新しい人生の門出に立ち会えて、本当にうれしいです。

君に幸せ、あれ。  

Posted by ニシダタクジ at 09:02Comments(0)