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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年05月05日

働くってなんですか?

就活中のYくん来店。

「働くってなんですか?」

多くの大学生や社会人がその問いに
向き合い、就職活動をしている、あるいは働いている。

その問いは、

「生きるとは何か?」

と同義語である。

なぜ、働くのか?

という問いは

なぜ、生きるのか?

と同じ問いだ。

答えなんかない。

藤原和博さんがよのなか科で
伝えたかったこと。

世の中には唯一の正解「絶対解」などない。
こうすればこうなるという「納得解」が
あるだけだ。

その「納得解」は
少なくとも現時点で、現在の環境によって
導かれた解にすぎない。

「働くってなんですか?」

それは、納得解への
長い旅の始まりなのかもしれない。  

Posted by ニシダタクジ at 07:43Comments(0)就職

2011年05月04日

いいからいいから

長谷川義史(絵本館)の
「いいからいいから」

は何が起ころうと
「いいからいいから」と
言ってしまうおじいちゃんの話

プラス思考とは
またちょっと違った絵本。

子どもに読み聞かせるには最適です。

  

Posted by ニシダタクジ at 08:51Comments(0)

2011年05月03日

裸でも生きる

ふたたび紹介。
山口絵理子
「裸でも生きる」(講談社)



アジアの最貧国、バングラデシュで
ジュートを材料にしたバッグを
売ろうとチャレンジした
山口さんのドキュメンタリー。

挑戦。
そして裏切り。

先週まであった委託先の工場が
突然なくなる。

そんなことは日常茶飯事。

それでも前を向き、
立ち上がる彼女に、勇気をもらえます。

起業家精神とは何か?

この本から伝わるものは多いです。

これは久しぶりに震える1冊です。  

Posted by ニシダタクジ at 07:04Comments(0)

2011年05月02日

マイクロビジネスの時代

「価値観の多様化」

これが、ソーシャルメディアによって
加速していく。

佐々木俊尚さんの
「電子書籍の衝撃」と
「キュレーションの時代」は
時代を読む上で非常の面白い。

その前段で田坂広志さんの
「これから何が起こるのか?」
での可能性がまさに佐々木さんの2冊で
体現されている。

そしてこれから起こる未来は
「これからの資本主義に何が起こるのか?」
が書いてあるように思う。

僕にとっての大局観がこの本にある。

昨日。
久しぶりのテレビを見たら、
サントリーのノンアルコールビール「オールフリー」
のコマーシャルをやっていた。

芸能人を起用し、
派手にやっているコマーシャルを見て
どれほどの人が購買意欲を掻き立てられるのだろう?

価値観の多様化。
当然、購買行動も多様化してくる。

そんなときの動機付けは
「おもしろい人」や「信用できる人」がオススメしている
という事実。

佐々木さん風に言えば、視座によって、
物事を判断し、そして購買する。

そんな、マイクロビジネスの時代。
小さな街の本屋のやりかたはそこにあるのだろうと思う。  

Posted by ニシダタクジ at 06:52Comments(0)学び

2011年05月01日

プラットホームとアンビエント化

電子書籍の衝撃
(佐々木俊尚 ディスカバー21)

は示唆に富んだ本。

これからの情報社会の行く手を
示していた。

電子書籍をめぐる
アマゾン、アップルの激しい
主導権争い。

それはまた、
アップルがiTunesで音楽界を
席巻していく様子と同じだった。

プラットホーム作りと
アンビエント化。

アンビエント化というのは、
全てのコンテンツがフラットに並べられ、
強いレコード会社とか、
有名なミュージシャンとか、
そういうのが意味を持たない時代になっているということ。

昔は
CDを出してヒットしたと言えば
10万枚は売れた。

100万枚の「ミリオンセラー」が年間に50枚も出た
小室哲哉ブームがあった。

ところが。
いま、CDは売れない。
1曲ずつダウンロードして聴くのが当たり前になった。

そしてそのプラットホームを
アップルが制したのがiTunesだ。

今、電子書籍の業界では
アマゾンの「キンドル」と
アップルの「ipad」の戦いが激しさを増している。

プラットホームを制するのはどちらなのか?

ここで僕は、
昨日のカフェCopoCopoとツルハシブックスで
同時に起こっていた流れを思い出す。

初めて出会った人同士が、
同じテーマで語り合う。

カフェでは、
「シフォンケーキ研究会」が発足。

そして
ツルハシブックスでは、
西尾さんの抹茶によって、
たくさんの人がつながった。

これが地域のプラットフォーム。

そうそう。
こういうのがやりたかったわけだ。

アップルを超えていくような、
小さなチャレンジのアンビエント化と
そのチャレンジを促す
プラットホーム作り。

これが私たちが目指していくものだと、
スタッフも、お客さんも実感していた。

共に、プラットホームを作ろう。  

Posted by ニシダタクジ at 05:37Comments(0)思い