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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年09月27日

「合理性」と「感性」の狭間で

IT技術の進化で
いろんなことができるように
なっている。

facebookで昔の同級生と
つながれるようになった。

クラウドコンピューティングで、
パソコンの中にデータを保存しておく必要が
なくなった。

非常に合理的。
僕もようやくGmailを勉強中。

吉越式クラウド仕事術
(アスキーメディアワークス)
がおもしろい。
実践してみよう。

合理的なのはいいことだと思う。
短期目標に最短距離で到達する。

問題はそこ。
「最短距離で到達する」ということ

「短期目標」と「人生の目的」
との間のせめぎあい。

もちろん、PCの技術とか
メールの確認とかバックアップとかは、
間違いなく効率化されたほうがいい。

ただ、公務員に受かりたいから
ひたすら公務員試験の勉強、とか
志望大学になにがなんでも合格したいから
わき目も振らずに、ひたすら勉強とか。

そうすると、目標を達成するのはいいのだけど、
その後で効いてくる人のつながりを
構築することができない。

だから、人生においては、非効率なのかもしれない。

大学生の頃、僕は好奇心の赴くままに、放浪した。

農家めぐりの旅。
農業サークル設立、そして学生団体の集まりに出席。
コミュニティFMラジオでコーナーを担当。
環境NGOの全国ネットワークに参加。
粗食のすすめ、幕内秀夫氏に弟子入りして、新潟県をキャラバン。

「なんのためにやってるんですか?」
と聞かれたら、答えられない活動ばかり。

しかし。
つながりはできた。
驚くほど現在につながっている。

そして、もうひとつ。
「感性」を育てた。

自分がどう感じるか、に自信を持てるようになった。
人生にはたくさんの岐路がある。
そのときに、自分の選んだ道を信じられるようになった。

それってやっぱり経験でしかない。
キャリア・ドリフト。

人生を漂流したときに、
どっちの川を下るのか?

その経験がすごく大切だと思う。

「合理性」と「感性」
このバランスがすごく大切なのではないか。  

Posted by ニシダタクジ at 05:08Comments(0)