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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年12月07日

「福島・新潟」地産地消

「地産地消」という
言葉があまり好きではなかった。

なんか、しなければならない、
というように聞こえるから。

ある人に聞いた。
人はいま、損得で動くと
しかし本当は二宮尊徳のように
「尊徳」で動くことが幸せへの第一歩
なんだと。

尊敬するということ。
徳を積むということ。

人類が歩んできた歴史の時の長さを感じさせる。

損得っていうのは一瞬。
その場が損か得か。
そんな世の中になってしまったのかもしれない。

だから、地産地消というスローガンがあっても、
そこに尊徳がないから、
道徳的に訴えてもだれも動かない。

必要なのは
「尊」ではないだろうか。
そしてその尊=リスペクトは
「好き」から始まっていくと僕は思っている。

「福島を応援する」のではないのではないだろうか、と思う。

もし、福島と新潟が同じ県だったら。
福島の物産を新潟で買うという行為は
地産地消プロジェクトだ。
いや、日本という規模で見たらメイドインジャパン
を買う行為は地産地消だ。

でも、道徳でそれをやろうとする人は、そんなには
いないのではないか。

だから、僕たちはニイダヤ水産をピンポイントで応援したいと思う。
素材広場の横田さんの理念に共感したから。
温泉旅館の人たちがニイダヤの復活を待っているから。
何より、ニイダヤ水産社長の賀沢さんの人柄がステキだったから。

だから。

ニイダヤを応援している。
道徳ではない、個人的な「好き」が積もった結果だ。

「地産地消」というのは、
もしかしたらそこから始まるのかもしれない。

いや、「好き」から始まることで、
継続する取り組みが可能になるのではないか。

8日19:00、県庁前ととやにて、
震災前に獲れた相馬産ツブ貝を使った
ツブ貝料理の写真撮影会やります。
まず「好き」から始めよう。  

Posted by ニシダタクジ at 05:51Comments(0)日記