プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年12月20日

小さなコミュニティが創る次の時代

CPキャンプ1日目。
東北・仙台から名取、山本町、亘理町へ。
あらためて目にする
津波の傷跡にちょっと身体が硬くなる。

夜は全国から集まった仲間たちとのセッション。
大切にしていきたいもの。

最初のセッション
豊かな時間
仕事
家族
尊敬

日本人が持つ両極性を内包した文化に
ついて、話が及ぶ。
そうそう。
やっぱりもっと歴史を学ばないといけないね。

価値観は、「転換される」ものではない
と僕は思う。

経済至上主義という価値観も確かに問題だけど、
個人レベルでもっと問題なのは
価値観の画一化と
そこに適応できない生きづらさだからだ。

だから、価値観を「転換」して
生命だかとか環境だとか
という価値観に一元化することは、
あまり人を幸せにしないように思う。

ブータンのGNHに習って、
幸せ指標とか導入するのはなんか違う。

だとしたら、
小さなコミュニティで、
そのコミュニティの価値観を体現していく
ことが道なのではないだろうか。

そして、そこにインターンシップが入っていくこと。
インターンシップで得るものは、
スキルよりも、その組織の「価値観」の体感
なのではないだろうか。

もうひとつ、興味深い話。
「最近の男は動けない」ということ。
それは全国そうなんだという。

ミッションの定まっていないベンチャーの
プロジェクトに応募してくるのはたいていが女性。
彼女たちは感性で動ける。

ところが男は、プロジェクトと自分のミッションが
明確でないと動けない。

そういう意味では、
東北の震災復興の現場には、
ミッションが明確なプロジェクトがそろっている。
だからいま、被災地には男のインターン生が増えている。

それか!

価値観を体現する小さなコミュニティに
明確なミッションを持った期限付きプロジェクトを設計する。

これこそが、コーディネーターの役割であり、
そして、その積み重ねこそが、
次の時代の価値観をつくり、
若者の未来を創っていく。  

Posted by ニシダタクジ at 07:43Comments(0)日記