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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年02月05日

自己評価を下げる

「プライドが高くて、どうしようもない。」
そんな人、たまに困りますね。

このときの「プライド」とは
他人から見た自己評価のこと。

プライド、自己評価には
2種類あって、
ひとつは他人から見た自己評価、
もう一つは自分が見た自己評価。

これをコントロールするチカラが
大学生のときに必要なのだと思う。

最近、県立大学の学生が熱いなあと
思っていたのは、そこのポイントも大きいと思う。

県外出身の県立大生のほとんどは、
第一志望の大学ではない。
つまり、言い方は難しいが、
大学受験に敗北して、入学しているのである。

このとき、自分がする自己評価は当然下がる。
どうしてもっと勉強できなかったんだろう。
本番でチカラを出し切れなかったんだろう。
1,2年のときにもっとやればよかった。
そんな後悔がアタマをよぎる。

しかし。
その経験は大学生活でむしろ、プラスに働く。

行動するようになるのだ。

まるで、自己評価の下落の位置エネルギーを
運動エネルギーに変えているかのように
(↑うまいこと言った。笑)

反対に、大学で第一志望の大学に合格したとき。
自己評価最高の状態で大学1年生になる。

親戚一同からも「すごいね」と言われ、
大学生活をエンジョイする。
そして、その自己評価を維持しようとする。

これが、「チャレンジしない人生」への分かれ道だ。

高知大学の池田先生が話されていた。
長期のインターンシップに取り組む学生が
悩んだ挙句に直前で参加を取りやめるとき、

「途中でやめると他の人に迷惑がかかるからやめます。」

という。

それは、他人から見た自己評価と自分から見た自己評価
双方を下げたくないのだという心の叫びなのだと言う。

そう。
「自己評価を高くキープしたい」
という本能(これはいい悪いではなく恒常性維持の本能だと思う)

により、チャレンジをしなくなる。
ということが起こるのだと。

チャレンジをする。
特にインターンシップなどという
未知の世界に飛び込む。

それは、間違いなくたくさんの「失敗経験」を伴う。
自己評価が下がる場面に何度も出会う。

そこから、どのように立ち直るか、
それが人生なのだが、
その、自己評価を下げるということが
あまりにも怖いので、最初からチャレンジしないという選択をする。

そして、何をするか。

資格試験
公務員試験
の勉強である。

この勉強では、自己評価は下がらない。

しかし。
大切なのは、社会に出て、チャレンジして、失敗して
思いっきり、自分はダメだと自己評価を下げること。

そこからしか、人生は始まらないと僕は本気で思う。

春休み。
地域でチャレンジする地域留学。
自己評価を下げて、もう一度上げてくる。
そんな経験ができる機会です。

期間は2月中旬から3月下旬までの約1ヶ月間
3人1組でチームを組み、
実践的なプロジェクトに取り組みます。

参加申し込み・問い合わせを現在受付中。
お知り合いの大学生がいましたら、お声かけ下さい。
定員(最大12名)になり次第締め切ります。

申し込み締め切り2月14日(火)
  

Posted by ニシダタクジ at 06:24Comments(0)就職