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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年02月22日

何を学ぶか?ではなく、何を創造するのか?

月曜日のインターンシップ勉強会。
全国のたくさんの大学から集まり、
インターンシップのプログラムについて学んだ。

あらためて、
インターンシップとは?
大学とは?
という原点に回帰した日。

印象に残ったのは、
聖泉大学の有山先生の一言。
「キャリア教育とは、何のためにやるのか?」
「矢印を内向きから外向きに変えていくことが必要」
そのとおりだと思った。

そして、インターンシップの意義はまさにそこにある。
と思った。
大学は、学ぶところだ。
そして世の中の知が結集されているところだ。

大学生はその資源を最大限に活用して、
世の中に何かを創造しなければならない。
だから、インターンシップという経験が大切だと言う。

インターンシップは「職場体験」などではない。
「何のために、誰のために、働くのか?」
そんな問いが生まれる場であり、
この社会課題を解決したいという志が生まれる場。

だから、学ぶのだ。
自分の無力を痛感し、大学に戻って、
あるいは大学生の身分を活用して、学ぶのだ。

何を学ぶか?
ではなく
何を創造するか?

「学び」を手段に変えていくこと。
これがインターンシップの意義なのではないか?

そうだな。
僕がこれまで言っていた言い方だと
「テーマを持て」ということになるのだけど、
それはカッコよく言うと、
「何を創造するか?」っていう表現になるのだろう。

創造する。
世の中の仕事を。
自分のキャリアを。
その視点に立つためのインターンシップだと思う。

鹿児島のプレゼンのときに言っていた。

高校生が
「◎◎」を学びたいから、大学にはいる、のではなく
「◇◇先生と、◆◆な課題を解決したいからこの大学に入る。」
それが大学の志望理由になる時代がもうすぐ来る。

インターンシップは
地域社会の資源をどんどん引き出すためのツールだ。

大学生の早い段階で志に触れ、
未来創造への1歩を踏み出すために、
大学で学んでいるのだと実感すること。

そしてそのために大学の知を結集し、
地域課題に挑んでいくこと。

これが地域におけるインターンシップのあり方だと
強く感じた勉強会だった。

イノベーションは技術ではなく、志から始まるのだ。  

Posted by ニシダタクジ at 07:42Comments(0)学び