プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年04月16日

誇りの正体

昨日は、春祭りでした。
小学生男子は、爆竹を鳴らして怒られていて、
中学生女子は、飲み物コーナーを手伝って
バイト代として食べ物を得ていました。たくましい。

目の前には飲んだくれるオヤジたちの
姿がありました。
ステキな雰囲気に包まれていた午後4時でした。
ますます地域が好きになりました。

好きになることを入り口に、誇りにつなげていくこと
これが個人にも地域にも必要なんだと思います。

10年近く前に出た旧庄屋佐藤家のかや刈り。
その後の飲み会。
それが、僕の人生を大きく変えました。

「誇りを持つ」ということを
身をもって体験した飲み会でした。

いま。
誇りの正体が分かりつつあります。

誇りは、アイデンティティの中にある。
コミュニティというヨコのつながりと
歴史というタテのつながりの中。

自分が何者であるか?という問い。
それは、どんなコミュニティに属しているか、
そして、歴史・文化につながっている感覚。

それを自覚したとき、誇りが生まれるのではないでしょうか。

感謝、そして尊敬を出発点に
自分自身の行動によって、役割を果たしていくこと。

その瞬間、誇りが生まれるのではないか。
その継続が誇りを育んでいくのではないか。

ドラマ「スクールウォーズ」のモデルとなった
伏見工業高校ラグビー部。
荒れに荒れていた高校に赴任した
山口良治先生に同僚の先生が言いました。(プロジェクトXより)

「山口先生、ラグビーでこの学校を京都一にしてください。
この学校には、誇りが必要なんです。」

「誇り」は与えてもらうものではなく、つかみとるもの。
自ら動き、関係性をつくり、役割を果たしていく。
そこに「誇り」が生まれるのではないでしょうか。

この国にも、地域にも、個人にも、
誇りが必要なんです。  

Posted by ニシダタクジ at 06:22Comments(0)日記