プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



新潟市西区内野町431-2
TEL 025-261-3188

平日12:00~19:00
土曜 7:00~21:00
日祝10:00~19:00
*火・水曜定休





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2012年04月23日

やりたいことがわからない

田坂広志先生の
「いま、あなたに何ができるのか?」
http://www.sophiabank.co.jp/audio/japanese/2011/03/post_340/
を聞きながらの出勤途中。

思いを持った起業家に共通するのは、
「原体験」だと言います。

なぜ、この仕事をしているのか?
それには強烈な原体験があるはずだと。

中学生、高校生、大学生に
「地域」という機会を提供したい。

その根底にある原体験は、
僕は、コミュニティの結びつきのあまり強くない
地域で育ったことかもしれない。

地域の祭にも出たことがないとは言いませんが、
出た記憶が無い。

地域のおっちゃんおじちゃんには、
少年野球の時にはお世話になりましたが、
そんなに近所に住んでいたわけではなかったし、
野球を卒業した中学以降には会うことはなかった。

あとは、高校のときにいた変なたこ焼屋さん。
ヤンキーのたまり場になっていたあの場所。

「やりたいことがわからない」
という病に僕もかかっていました。
自分の人生をどのように生きるべきか、
わからなかったのです。

そして出会ったのが鳥取大学遠山先生の沙漠緑化
というフロンティア。
そして、環境問題でした。

しかし。
その夢は大学1年次に砕け散ることになる。
とにかく、無力だった。
自分ができることなんて何も無いと思っていた。

何のために新潟にやってきたのか、わからなかった。
生きる意味を失ったのです。

それが僕にとっての原体験かもしれない。
と田坂先生の声を聞きながら思いました。

僕は解決策を間違えていたのかもしれない。

過去の自分を救うのは、
たくさんのモデルとなるようなカッコイイ大人に出会い、
夢を見つけて、みんながキラキラ輝いているような、
そんな社会を作ることだと思っていました。

「やりたいことがわからない。」

そんな不安に対して、たくさんのモデルを見せることで
若者が「やりたいこと」を早く見つけることが解決策だと思っていました。

しかし。
それは本質的な解決なのだろうか?

そんな疑問が湧いてきました。

やりたいことが見つからない。
見つかっても、それが実現できるか、不安になる。
自分には、そんな力はないのではないか、と思う。

そして仮に、
見つかったとしても、
「本当にやりたいことは、これなんだろうか?」
という問いから逃れることはできない。

その思想が、多くの働かない、働けない
若者を生んでいるのではないか。

「やりたいことがわからない」と思うこと、
それ自体を無くすことは可能だろうか?

そんな問いが生まれた。

「ホスピタルクラウン」(大棟耕介)を読むと、
天職は、選択するものではなく、
たどりつくものなんだって思う。

だって。
子どもの頃に、自分が入院している子どもだったらそうなるかもしれないけど、

「病院で道化をして子どもを笑顔にしたい」
なんていう志を持つことはできないでしょう。

「やりたいことがわからない」と
自己分析をして、得意不得意を考えて、

「そうだ、病院で子どもを喜ばせるようなクラウンになろう」とは
思わないでしょう。

目の前の人を笑顔にしていく、
その積み重ねが天職になる、と
僕は大棟さんに教えてもらいました。

「やりたいことがわからない」と
嘆いている場合ではなく、
お役に立てる何かに、力を注ぎこんでいく。

そこから道が開けるのではないかなあと思います。

「やりたいことがわからない。」
そんな嘆きを無くしたい。
それはデザインによって可能になるような気がしています。  

Posted by ニシダタクジ at 06:41Comments(0)就職