プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 107人
オーナーへメッセージ

2012年04月24日

知性とは、答えのない問いを問う力

「一瞬の人生、何を成し遂げますか?」
「われわれ、覚悟が足りないんです。」
「我々はいまを生き切っているのか?」

朝から田坂広志先生の
ソフィアバンクラジオステーションを
聞きながら1時間ウォーク。
少しだけ日課になりつつあります。

熱いですよ。

知能とは、
答えのある問いに最速で答えを得る力。
知性とは、
答えの存在しない問いを問い続ける力。

生涯かけて問うても、
答えの出ないことを問い続けること。

「情報革命は何のために起こったのか?」
「生きる力とは何か?」
「世界とは何か?自分とは何か?」

正面から、この問いに向かってく、その力。

大学時代に、この力の重要性を実感すること。
いや。
大学時代ではなく、高校生、中学生のときに
そのことを実感することだ。

やりたいことを見つける。
なりたい職業を見つける。

それはあたかも、答えを探す旅のようだ。

これだ!と思っても、なんだかしっくりこない。
だから、新たな旅に出る。

まるで、イチローにとっての野球のように、
石川遼にとってのゴルフのように
天職、と呼べるような唯一の答えがあるように。

時代の進んでいく方向に答えはない。
だとすれば、自分の職業だって、
いつかたどり着く答えなどないのではないか。

全てが答え、ゴールではなく、
全てが旅の途中の寄り道なのだろう。

中田英寿のウェブの表紙には
「LIfe is a journey Journey is a life」と書いてある。
人は誰もが旅の途中なのだろう。

違う言い方をすれば、
全ての仕事が、縁であり、天職である。

答えを求める心は、
「答えに到達していないんじゃないか?」
「これが本当の答えなのか?」
という不安を呼ぶ。

遠くに旅に出たとき。
もう来ることはないと思って、
全力で美味しいものを食べ、きれいな景色を見る。

今を生き切る。
それが、いま、目の前にある仕事を天職に変えていく。

人生に答えなどなく、そして
いま、目の前にある全てが答えだ。  

Posted by ニシダタクジ at 06:38Comments(0)学び