プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年05月11日

生きる力とは、アイデンティティを再構築する力

打ち砕かれる。

プライド、自信、そしてアイデンティティ。
自分が自分であること。

そう言えば
尾崎豊が歌っていた。

「僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない。」

そうアイデンティティを維持するためには、
勝ち続けなければならない。

しかし。
人生には、負けがつきものである。
いや。
挑戦のある人生には負けが必ずついてくる。

人生を左右する挑戦の第1弾は
高校受験、大学受験であろう。

これを運良くあるいは、運悪く勝ち抜いた、
あるいは、推薦入試でくぐり抜けた人たちの
アイデンティティは、ひとまず守られる。

一方。
受験の敗北者たちは、
打ち砕かれる。
プライド、自信、アイデンティティ。

15歳
18歳
22歳

何度でも、人生の敗北はやってくる。
そして打ち砕かれるアイデンティティ。

自分は何者なのか?
なんのために生まれてきたのか?
そんな根源的問いと向き合うことになる。

そこから、たくさんの経験や友人を得て、
ふたたび、アイデンティティを構築していく。
そして自分は再び自分になるのだ。

僕は僕であるために、勝ち続けなきゃならない。

のはあまりにもたいへん過ぎるし、チャレンジを抑制してしまうだろう。
勝てる戦いしかしなくなる。

大切なのは、
敗北のあと、どうやって僕自身を再構築していくか。
ではないだろうか。

そのためにも、コミュニティが必要なのだろうと思う。

敗北しようと僕は僕だと言ってくれる人たちが
必要としてくれる人たちの存在が力になるのだろう。

生きる力とは、
アイデンティティを再構築する力。

そしてそれは個人だけの力ではなく、
コミュニティの力でもある。  

Posted by ニシダタクジ at 06:32Comments(0)日記