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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年05月18日

あむりた~佛教大学二条キャンパス

京都の佛教大学二条キャンパスに学食があります。
あむりた。

障がい者就労継続支援A型という
形態で運営される学食を
運営するのは、京都の
中小企業家同友会を中心としたメンバー

その発起人である
土井さんに話を聞きました。

土井さんは
修学旅行生にも人気のレストラン
「思風都」のオーナー会長。

もともとはアトピーに苦しむ子を持つ親との出会いで、
身体にやさしい食事を出すようになった。

料理からやさしさが伝わる食事がコンセプトで
修学旅行生から絶大な支持。
「いちばんの思い出は?」と聞かれ、
「思風都のランチバイキング」と言う修学旅行生多数。

そんな人気店のノウハウを詰め込んだ
学食があむりただ。

ランチバイキングは一般1000円なのだが、
学生・教職員はなんと500円。
バランスのとれた食事ができるということで
人気を集めている。

「福祉にも経営感覚が必要だ」と土井さんは言う。

そして、厳しく言うときは、厳しく言う。
就労して社会に出たら、そういう人はいっぱいいるのだから。
そのたびに精神的にまいっていたら、仕事にならない。

支援するとは何か?

考えさせられる機会となった。

厳しくしかられて乗り越えられる経験を
どこかでしなければ、働き続けることはできない。

だとしたら、
その役割を誰かが担う必要がある。
そんな現場になっている。

そのうえで土井さんは
従業員ひとりひとりにキャリアシートをつくり

これができるようになった。
これが上手になった。
など、できることを書いて、
本人に伝えているのだそうだ。

共に育つ。
そんな企業の現場が京都にありました。

熱いお話、ありがとうございました。
新潟でも、動いていきたいです。

  

Posted by ニシダタクジ at 08:35Comments(0)日記