2012年06月05日
山崎亮さんの「まちの幸福論」が熱い
山崎亮さんの
「まちの幸福論」(NHK出版)
が熱かった。
「コミュニティデザイン」は
どちらかというとクールな感じで素晴らしかったが、
「まちの幸福論」は熱い、人間味溢れる山崎さんが垣間見える。
なぜ、まちは、コミュニティは衰退したのか。
人と人のつながりはなくなっていったのか?
裏表紙にも出ている一節
~~~ここから引用
コミュニティの活動、
言い換えれば、人と人とのつながりが
機能するまちの暮らしは、
住民ひとりひとりの
「やりたいこと」「できること」「求められること」が
組み合わさって実行されてこそ、はじめて実現できるのではないか。
「できること」を他者に委ね、「求められること」を拒否し、
「やりたいこと」だけに
時間と労力を費やす人々の生活からは、
成熟した豊かなコミュニティの姿を展望することはできない。
~~~ここまで引用
それだ!
って思った。
天職は「やりたいこと」の先にあるのではなく、
「やりたいこと」「できること」「求められること」の
重なった部分にあるのだと。
だから決して自分自身だけの問題ではなく、
関係性の中にしか、天職は存在しないのだ。
大学生はみんな、感性では分かってる。
「やりたいこと」の先に天職などないということを。
しかし、学校や親や様々な大人に、
「はやくやりたいことを見つけなさい。」
と急かされ、引き裂かれた世界に生きている。
「やりたいこと」
「できること」
「求められること」
大きな取り組みでなくていい。
たとえば、田舎の集落に言って、
ばあちゃんの畑を手伝うだけでいい。
ばあちゃんにはできない、力仕事があるから。
そんな小さな和をリアルな活動として
体感すること。
これがキャリア教育の出発点
なのではないだろうか。
そんな機会をたくさんつくっていくこと。
それが、田舎、中山間地、離島の役割なのではないだろうか。
山崎亮さん「まちの幸福論」、
ツルハシブックスで全力で仕入れ中です。
遠方の方は、
e-honサイトの会員登録から注文いただくと
ツルハシブックスの運営サポートにつながります。
よろしくお願いいたします。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SHOP48177
「まちの幸福論」(NHK出版)
が熱かった。
「コミュニティデザイン」は
どちらかというとクールな感じで素晴らしかったが、
「まちの幸福論」は熱い、人間味溢れる山崎さんが垣間見える。
なぜ、まちは、コミュニティは衰退したのか。
人と人のつながりはなくなっていったのか?
裏表紙にも出ている一節
~~~ここから引用
コミュニティの活動、
言い換えれば、人と人とのつながりが
機能するまちの暮らしは、
住民ひとりひとりの
「やりたいこと」「できること」「求められること」が
組み合わさって実行されてこそ、はじめて実現できるのではないか。
「できること」を他者に委ね、「求められること」を拒否し、
「やりたいこと」だけに
時間と労力を費やす人々の生活からは、
成熟した豊かなコミュニティの姿を展望することはできない。
~~~ここまで引用
それだ!
って思った。
天職は「やりたいこと」の先にあるのではなく、
「やりたいこと」「できること」「求められること」の
重なった部分にあるのだと。
だから決して自分自身だけの問題ではなく、
関係性の中にしか、天職は存在しないのだ。
大学生はみんな、感性では分かってる。
「やりたいこと」の先に天職などないということを。
しかし、学校や親や様々な大人に、
「はやくやりたいことを見つけなさい。」
と急かされ、引き裂かれた世界に生きている。
「やりたいこと」
「できること」
「求められること」
大きな取り組みでなくていい。
たとえば、田舎の集落に言って、
ばあちゃんの畑を手伝うだけでいい。
ばあちゃんにはできない、力仕事があるから。
そんな小さな和をリアルな活動として
体感すること。
これがキャリア教育の出発点
なのではないだろうか。
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