プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年06月14日

顧客は誰か?

「われわれの顧客は誰か?」
とドラッカーは問うた。
企業、いや組織において、
もっとも大切な質問なのだろう。

自治会を盛り上げるためにお祭を開催する。
そのときの顧客は誰なのか?

住民なのか、
外から来る人なのか、
そこのボタンをかけ違うと、結果が変わってくる。

大学生のインターンシップ事業にとって、
顧客とは誰なのか?

大学生なのか、企業なのか、地域なのか、
優秀な大学生なのか、もやもやしている大学生なのか、自信のない大学生なのか。

コーディネーターとは、
関係性をつないでいくのが1つの仕事だから、
そのそれぞれに成果があるものにしなければならない。

しかし、同時に、
「なんかつながりましょうよ~」
というような、軽いノリでは、なにひとつ成果は残せない。

顧客は誰で、
その顧客はどんな課題を抱えていて、
その解決策はなんなのか?

そんな当たり前の問いをドラッカー先生は問うている。

ベンチャー企業での長期実践型インターンシップという
モデルにおいて、トリプルウインを目指すためには、
大学生が入ったことによる事業的成果は不可欠である。

しかし、それを残せるのは優秀な学生であり、
その優秀な学生は、
インターンシップに参加しなかったとしても、
相当優秀なので、自分で道を切り拓けるとすると、
その学生にとっての意義はどうなのか?という問いにあたる。

僕たちにとっての顧客としたい層は、
やはりもやもやしている大学生、自信のない大学生であり、
また地域で動いている熱いビジョンと強い意志を持った大人。
そして、それを応援したいと社会参画の機会を探っているシニア層。

この3者を満たすサービスを提供していくことが必要なのだろう。

ひとつは、
中山間地、離島での、
大学1,2年生向けのインターンシッププログラム。
さらには若手社員向けのワークショップ型プログラム。

ここに取り組んでいくこと。

顧客とは誰か、ここが出発点だ。  

Posted by ニシダタクジ at 08:38Comments(0)足跡