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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年09月28日

なぜ、ヨソモノ、ワカモノ、バカモノなのか?

森田英一さんの
「こんなに働いているのになぜ会社は良くならないのか?」
読みました。



最後の物語はシビれますよ。
熱いです。

カミナリが落ちるような衝撃を受けたのは、
いま、世の中で全盛となっている、
「コミュニケーション力」とは、
いったい何のためにつけなければいけないのか。

そんな問いへのアプローチが
この本だった。

会話でも議論でもない
対話(ダイアログ)の重要性。
どのように場を作っていくか。
そしてどのようにチームは変わっていくのか。

そんなことが希望ある未来として
描かれている。

会社組織だけではなく、
地域社会においてもまったく当てはまる話だと思った。

地域社会の変革に必要なのは、
ヨソモノ、ワカモノ、バカモノだという。

このうち、
ヨソモノとワカモノの役割とは何か?

そう。
重要な役割は
コミュニケーションの媒体となること。

ムラの人が普段、オフィシャルな場では
言えないことを吸い上げ、まとめていくこと。
ヒアリングによって、
まちの当事者をつくっていくこと。

なんでもやってみようとアクションし、
失敗したことを、そこから学びにつなげ、それを活かすこと。

そして何より、
本書で触れられているように
「感じる力」、感性の重要性だ。
相手の考えを理解する。
そこから始まっていく組織の変革。

僕はこの本を読んで、
大げさだけど、「世界は変えられる」って思った。

コミュニケーションが組織を、そして世界を変えていくのだと。
だから、コミュニケーション力が必要なんですね、森田さん。

コミュニケーション力は個人のスキルではなく、
組織変革、社会変革の原動力なのだとこの本を読んで実感しました。

僕もファシリテーターになりたくなりました。
新しい夢をありがとう。  

Posted by ニシダタクジ at 07:39Comments(0)学び