プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年12月20日

カスタマー・バリュー・プロポジション

仙台にて、
東北で復興に取り組む人たちとの勉強会。

会社を辞めて、
東北の復興の現場で、
パワフルに動いている人たち。

小阪裕司さん
「心の時代」にモノを売る方法に
書いてある。

「この商品を、いまなぜ、あなたから買わなければいけないのか?」
という問いにいかに答えるか?

「東北復興のプロジェクトに参加」
という商品がある。

それをどのように売るか?
というか引き換えるのはお金ではなく、
かけがえのない20代の日々、なのだけど。

みなさんの半生と東北に来た物語を聞いているとき、
そこには、それぞれのいま、買うべき理由があった。

某大手コンサルティング会社を1年で辞めた24歳が、
いまは福島の現場に入り、
「いまのほうがずっと充実している」と言い切った。

そこには
「心の豊かさ」と「毎日の精神的充足感」がたしかにあった。

「インターン」も同じだ。
「なぜ「いま」、「あなたから」、「この商品」を買わなければいけないのか?

この問いに
答えなければ、企業にも学生にも売れないのだろう。
そして、小阪裕司さんによると、
その問いへの答えは、常に変化し続けている。

大学生にとって、「価値」とはなにか?
そんな問いから、何度でも出発しなければならない。

いまは、

大学1年生を中心とした、若者世代に
「アイデンティティの確立」と「地域・社会への貢献」
が同時に起こっていくという実感を得てもらうこと。

そんなリアリティを感じられる
プログラムを、売っていくことなのかなあ。

大学1年生のいま。
地域に入り込み、コーディネートを経験するということは
これから訪れる「対話」社会、コミュニティデザインの時代に向けて、価値あるスキルとなっていくだろう。

さあ。
それをいかに伝えるか。
カスタマー・バリュー・プロポジション。

なかなか面白い思考です。  

Posted by ニシダタクジ at 06:23Comments(0)学び