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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年01月20日

生きる意味は小さな日常にある

昨日はコミュニティデザイン朝活。
4名というこじんまりしたカタチでやりました。
今回の題材も「サキどり」でした。
http://www.nhk.or.jp/sakidori/backnumber/121014.html

前回も見たのだけど
今回はさらに泣けた。
ばあちゃんたちの笑顔に泣けた。

鹿児島のデパート「マルヤガーデンズ」と
広島の社会福祉法人の話。

泣けますよ。

過疎の村のおばあちゃんたちが
野菜をつくって、社会福祉法人の給食や
レストランの食材となる。

そのときに、「地域循環券」という地域通貨をもらう。
それで自分たちもレストランで食事をして、
併設している保育園で園児と遊ぶのだ。

そんな日常に
「生きる意味」があるのだなあとあらためて思った。

野菜をつくる、
ということについて考えさせられた。

「市場」という匿名化されたシステムでの
評価を前提に作られる野菜。

誰がどんな思いでつくったのか?ではなく、
新潟黒崎産というブランドが大切。

それとは真逆の位置にある、この流通。
いま、私がつくっている野菜が目に見える誰かの口に入る。

あるいは、今食べている野菜は地域の誰かがつくった野菜。
文字通り個人個人の顔が浮かぶ、野菜の流通。

取材された日のランチに使われた食材は
実に45名の地域の人が関わったものだった。

そのランチは、もはや、芸術品だ。
45人の生命と思いがこもったランチ。

そこにはたくさんの「生きる意味」が詰まっている。

「コミュニティデザイン」とは、
「生きる意味」を人との関係性によって再構築するプロジェクトなのだと
改めて思った。

泣けました。  

Posted by ニシダタクジ at 07:49Comments(0)学び