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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年03月24日

自分が場に影響を与えているひとりである、ということ

自分という存在は
場に影響を与えているひとりの存在であること。
この自覚から、すべては始まるのだと思う。

それは、いわゆる「空気を読む」というのは
違うのだと思う。

「空気を読む」のはどちらかというと、
乱さずにやり過ごす、というところがあるが、
そうではなくて、
「場に貢献する」というマインドになることが大切なのではないか。

たとえば、
講演会に出て、講演の終わりに
質問のある方はいらっしゃいますか?

と言われると、
たいていの場合、シーンとなってします。

そうすると、なんだか誰も聞いていなかったのか、みたいな
寂しさを感じてしまうので、
誰かが質問した方がいい。

というか、主催者は質問がでなかった場合を想定して、
サクラというか、「誰も質問がでなかったら、あなたが質問してね」
という人を2人くらい、客席にもぐりこませなければならない。
それくらい、場の持つチカラは大切だ。


昨日、「かかわり方のまなび方」(西村佳哲 筑摩書房)
を読み進めていて、キーワードがたくさんあった。

ファシリテーションを技術から入り、
経験を積んでいくと、
「いま、ここ」に対する自分の感受性がだんだんと損なわれていき、
「ああ、これはこうだ」とか「こうなったらああだな」とか
パターンで処理しやすくなる。
そうなるとパワーが落ちていってしまうんです。
(伊勢達郎さん フリースクール主宰)

ああ。なるほど。
確かにそうだな。

技術への過信ではなくて、
その「場」を思いっきり体感して、
そこから発せられる言葉を大切にして、
ひとつのものを作り上げていく。
そういうことが大切なのだな。

伊勢さんがつづける。
「ファシリテーターはね、場に決定的な影響を与える存在です。
とはいえ、場に何かを与えているわけでも、その場を進めているわけでもない。
彼がコトを起こしているわけじゃなくて、起こしているのはプロセスであり、
その「場」なんだよ。」

なるほどなあ。
その境地に行きたい。
そしてそんな塾をスタートしたい。

場のチカラで、育っていくような塾。

内野駅前寺子屋「野山塾」
を現在構想中です。

対象年齢:10歳~100歳
会費:月額8,000円/1人(60歳以上は6,000円)
開塾日時:月曜日・木曜日 16:00~21:00
場所:ツルハシブックス3F
課外活動:角田山登山、粟島合宿、屋上菜園、屋上バーベキューなどを予定。
入塾資格:以下3項目を満たす覚悟のある者
・学びたいことがある者
・問いたいことがある者
・教え合うことができる者
テキスト:なし・各自持参。
※学びの内容・方法について、不安のある方は事前にご相談ください。

野山塾(のやまじゅく)
名前の由来
安政元年(1854年)吉田松陰先生が
海外渡航の罪によって投獄された野山獄’(現在の山口県萩市)
そこには、世間から「はみだし者」とされた者たちが投獄されていました。
松陰先生は、そこで読書に勤しみました。

また、まわりの囚人たちが、
俳句をやりとりしていたり、書を書いていたり、難しい本を読んでいたのを見て、
「その俳句を、書を、皆に教えてくれませんか?」
「その本の内容を、皆に講義してくれませんか?」

と次々に獄中講座を開講していったのです。
そして、獄の中の雰囲気が一変します。
一生出られないかもしれない獄の中で絶望していたひとりひとりが
生きる希望を取り戻し、元気になっていったというのです。

このエピソードを読み、僕は心震えずにはいられませんでした。
「学び合う」ことで、「希望」を取り戻すことができる。
そう確信しました。

僕はすぐに萩に飛び(実際は電車で行ったのですが)、
松陰先生の墓前に、コンビニで買ったろうそくと線香を供え、手を合わせました。

「そのタスキ、僕が受け取りました。」

学び合いによって、希望を取り戻す。
そんな塾を始めたいと思います。

悩める中学生高校生にアプローチしたい。
11年前にシンタロウに出会ってから、ずっと思っていたこと。

ツルハシブックスの地下古本コーナー「HAKKUTSU」
はその第1歩でした。

今回の野山塾と地下古本コーナー「HAKKUTSU」
ツルハシブックスとイロハニ堂が醸し出す空間を使って、
「場の持つチカラ」、試してみたいと思います。

皆様のお力をお貸しください。
ひとりひとりが場に影響を与えているひとりなのです。

今日も僕たちは地域に、世界に影響を与えているのです。
場に貢献しにいきましょう。  

Posted by ニシダタクジ at 06:23Comments(0)日記