プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年04月02日

どうして本屋さんをやったのか?

どうして本屋さんを開業するに至ったのか?

っていう質問をよくされるのだけど、
あまりにも外部要因が多すぎて、
向こうが期待するような回答ができていない気がする。
でも、それが事実なのだからしょうがない。

キレイな理由は、
出版社の営業をしていて、
ステキな本屋さんにたくさん出会って、
自分でもいつか本屋がやりたいと思い、
念願かなって、出店しました。

うん。
まあ、ウソではない。
4月2日だし。

サンクチュアリ出版の営業時に
・平安堂飯山店のM店長(当時)
・ヴィレッジヴァンガード郡山アティ店のM店長(当時)
・トップカルチャー蔦屋書店のYさん
という3人の書店員さんに出会ったから。

あ。今書いていて気づいたのだけど。
僕は素敵な本屋に出会ったから本屋になったのではなくて、
ステキな書店員さんに出会ったから本屋になりたかったのだ。

本屋で世界を変えられる。
今でもそう思っている。
だって、世界を構成しているのはひとりひとりの人間なのだから。

そう。
そういう説明が一番キレイだ。

でも。
半分はそうじゃない。

ヒーローズファームとして、商店街に出たかったのだ。
いつまでも秘密結社のように活動するのではなく、
みんなが、特に大学生高校生中学生が足を運びやすい場所に「場」をつくり、
地域の大人との接点を作りたかった。
それもずっと前から思っていた。

タイミングよく空き店舗と空き店舗活用の補助制度があり、
ここで若者と地域の拠点づくりをやろう、
ということで内野駅前に出ることになった。

「なぜ内野で?」
というのもよく聞かれるのだけど。

ひとつは大学生高校生中学生がたくさんいるから。

もうひとつは、内野という町の位置が
農村部と都市部のちょうど境目にあるから。

そう。
やはり僕の原点は畑であって、
「畑を中心にして人が集まる場をやりたい」
っていうのは今でもまきどき村に生きているのだけど、

そしてそれを必要としている人は都市部にはたくさんいて、
その結節点として機能したいというのが、
内野である理由だ。

インタビューをされると、
原点に返るし、自分がなぜやっているのか?
を見つめなおす機会になる。

地域と人生の小田原中継所。
それは若者と大人の中継所でもあり、
農村と都市の中継所でもある。

いざ、新年度。
張り切っていきましょう。  

Posted by ニシダタクジ at 06:02Comments(0)