プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 107人
オーナーへメッセージ

2013年10月09日

里山文化継承会議

昨日も西蒲区の温泉施設の活性化プロジェクト会議がありました。
おじさん、おばさんたちだけで話しているので、実行力がちょっと不安です。

一番の課題は、平日のお客さんを、
500名くらいまで伸ばしたい。(ほぼ倍増)

いいですね。
こういうネタは、大学生とか若手社会人とか、
チャレンジングな人たちが取り組むべき課題です。

かつて作られた第3セクター(役所と民間が共に出資した法人)
の再建をお金をかけずにやり遂げたら、
本がひとつ書けるくらいの事業になります。

コンサル志望の学生なんか
特にやってみたらいいと思います。
就職の面接で、
「不振だった第3セクターの平日のお客をこんなふうに倍増させました」
なんて言ったら、内定間違いありません。

学びのいいフィールドだと思います。
コンサル志望だけじゃなく、
まちづくりに熱い大学生や地域活性化に取り組む大学の研究室のみなさん、
フィールドにしませんか?

昨日、妄想が広がったのは、
平日の日帰り温泉に来るのは、
60代以上の人たちなので、
そこを狙っていきます。

よく思いつくのは、
女性向けの美容とか健康とかそのあたりです。
だしかに、サイフは女性が握っています。

しかし、60代になって、平日の昼間に
温泉に行くような女子は、
競合施設(ワイナリーついている温泉施設や越後一之宮の神社が近くにある温泉施設)が
圧倒的な強さで、つけいる隙を与えません。
どう頑張っても無理です。

一方、朝から登山をするようなアクティブ男女は、
お風呂でゆったりのんびりということはあまりなく、
サッとお風呂入ってサッと出る。
ということで、優先順位は泉質のほうが高くなりそうです。
そうなると、近くにある源泉かけ流しの温泉が優先されそうです。

ということは、
オシャレ路線でも、アクティブシニアでもない層を狙っていく必要があります。

狙いは
「アクティブシニア予備軍で、コミュニティ志向の強い層」

温泉とその周りを「サードプレイス」にしてしまう
という案です。

その名も
「里山文化継承会議」

山登りをして、草木を愛でるのはもちろん、
間伐をして、ベンチを作ったり、
畑作業をして、みんなで料理を作ったり、
川の保全活動に協力したり。

そんな活動を温泉を拠点にやってはどうかと思うのです。

コンセプトは
「3世代先へつなぎたい里山文化~ひ孫のために今できること」
みたいな。

里山文化を継承していくひとりになりませんか?
という使命感をくすぐります。

そして、
有馬富士公園のパークレンジャーを参考に
「里山マイスター養成講座」なるものを開講して、
受講生を募ります。(もちろん有料です)

全ての会には、汗を流した後の温泉入浴がついていて、
コミュニティ形成機能を果たします。
参加者の動機づけは、
まさにこのコミュニティです。

狙いは新潟市の関屋分水路から西側に住んでる
退職後の60代以上男性の皆様。
新たなコミュニティとやりがい、生きがいを提供します。

土日になったら
親子連れ対象の里山体験講座を開催します。
講師はもちろん里山マイスターの修了生たちです。

大学生の環境サークルの人たちも、
森林系の人たちが協力してくれます。
今まで佐渡に行っていた人たちです。

新潟市西部からもっとも近い里山、角田山で、
子どもたちに残したい里山文化があります。

日帰り温泉が核になった里山再生。
そんなプロジェクトが始まったら楽しいなあ。  

Posted by ニシダタクジ at 07:50Comments(0)アイデア