プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年02月27日

20年

あの日から、20年が過ぎた。
「志」を初めて友人と語った日。

それは、
大学受験のあとに乗った新幹線の車内だった。

同じ高校だったが、
ほとんど話したことがない吉川と
2時間半、話し続けた。
あっという間に東京についた。

そして、その時に
「20年後にまたここで会おう。」
とドラマみたいな約束をして、別れた。

僕たちは2人とも受験に敗れた。
それぞれ別の道に進むことになった。

僕は新潟へ。
彼は東京に。

あの日から20年が過ぎた2月26日。
僕はふたたび東京駅の京葉線ホームの上の階
(修学旅行生が集合するところ)に立った。

あっという間の20年だった。
そして、志は、まだ、何も実現できてない。

「志半ばすぎるよ」、って思った。
こんなんじゃ、終われないって。
19歳の自分に、胸を張れないって。

志 語った19の 東京駅
あの日の自分に 胸を張れるか?

そんな気持ちを詠んだ。

そして、再会。
会うたびにいつも、志を再確認させてもらう。

これからの高齢化社会に対応した都市開発の
スケールのデカい話を聞いた。

一流企業はやはり、最先端を走っているって思った。
そこに投資する余裕があるって思った。
いっぽうで僕たちのような弱小NPOもまた、
試せる立場にいるって思った。

そう言えば、
大学時代とか、まきどき村を始めたころとかに
よく言っていたっけ。

「お前は上から、俺は下から、世の中を変えていく」って。
いつか、真ん中で会おうって。

20年経っても、
なにも変わっていなかった。
俺は俺で、新しい何かを創っていくよ。

ありがとう。
ビール、ごちそうさま。  

Posted by ニシダタクジ at 06:42Comments(0)足跡