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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年03月18日

「リスペクト」のある社会

「失われた10年」とは、
その国の経済が長く低迷した時代のことを呼ぶ。
日本ではバブル経済崩壊後の
1990年代~2000年代初頭にかけての期間。

だとすると
「失われた60年」という言葉があるとすると、
1954年から始まった経済成長・工業化路線は、
もちろん、得たものはたくさんあったかもしれないが、
その代償もたくさん払っているような気がする。

「商店街」や「地域コミュニティ」はその代表格だろうと思う。
「効率化」「コストパフォーマンス」に価値を置く社会では、
「商店街」と「地域コミュニティ」は衰退せざるを得ない。

しかし。
「効率化」と「コストパフォーマンス」という価値観によって、
もっとも失われたものは、
「リスペクト」のある社会ではないだろうか。

「うちのまち なじみのお店 ものがたり」は
商店街の店主が、日々をていねいに生きているか、
を心から実感させられる。

それを感じると、
「この店で買いたい」と思う。

そこに
「好き」と「リスペクト」が起こるからだ。

2009年から「農家ファンクラブ」というのをつくり、
農家を勝手に応援していたが、
そのときのキーワードは「尊敬と感謝」だった。

それに近いものが商店街でも起こる。
「営み」の中で生きているということ。

そこに「好き」や「リスペクト」を感じられる
生活がしたい、と心から思う。

「コストパフォーマンス」だけが価値観だなんて、
つまらない人生というか、
それこそロボットやコンピューターで置き換え可能な人生だろう。

社会全体を覆うその価値観によって、
「働けない、働かない若者」は「価値がない」と断じられてしまう。
そのひとりひとりに対してのリスペクトはほとんどない。

就職活動はお見合いに例えられるが、
「お見合い」を本当にしているのは、一部優秀な学生に限られる。

そうではない学生は、
なんとかしてギリギリ引っかかろうと、
SPI対策をし、面接の練習をして、
大学受験のように、就職活動に臨む。

そこに「リスペクト」は存在しない。

きっと、取り戻すべきは、
「リスペクト」のある社会なのではないかな。

もしかすると、
商店街と農家から、その変革は始まるのかもしれない。

うちのまち なじみのお店 ものがたり@児玉輪店

そんなことを思うと、
ここ、新潟市西区西蒲区に大きなフロンティアを感じる。  

Posted by ニシダタクジ at 07:19Comments(0)日記