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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年04月02日

「成長思考」と「コミュニティの再構築」と「パラレルキャリア」

若者にとって生きづらい世の中だと言われる。

個人レベルでは、
若者を苦しめているのは、「才能思考」であろうと思う。
社会レベルでは、
「コミュニティの崩壊」が生きづらさを助長している。

そして
個人と社会をつなぐ働き方レベルでは、
「雇用不安」が重くのしかかる。

「才能思考」も
「コミュニティの崩壊」も
「雇用不安」も

大きく言えば、「効率化」「コストパフォーマンス」
という価値観から引き起こされている。

「才能思考」(=固定的知能観)とは、
自分の能力には生まれつき限界があり、
それに応じた人生を選択しなければならないという呪縛だ。

「成長思考」(=成長的知能観)、
つまり、やればやるほど、経験すればするほど
自分は無限に成長できるという感覚を持つことで、
仕事に対する姿勢は大きく変わってくる。

「才能思考」が身につくのは、
成績の序列にさらされるからだ。
同じように学んでいても、自分はテストの成績が悪く
隣の友人はいい点数を取る。
もしかしたら自分はアタマ悪いんじゃないか、と思ってしまう。

では。
そもそも「成績の序列」とはなんのために導入されたのか。
勉強へのモチベーションを上げるためだろうか?

おそらくはそうではなくて、
能力差(ここでいう能力は暗記力と情報処理能力)によって、
進路や就職先を限定し、管理職と非管理職に分けるほうが
「効率的」だったからではないか。

「コミュニティの崩壊」は、まさに効率化の産物だ。
地域の祭りに参加するよりは
1時間1分1秒を惜しんで、仕事に出るほうが価値がある。
休日出勤、お忙しくて儲かって結構ですね、みたいな価値観だ。

そして、最後に「雇用不安」だ。
「効率化」を推し進めた結果、
当然のことながら企業はサービス業化する。

野菜を半年かけて育てるよりも、
小型の携帯用音楽プレイヤーを1週間に1万個つくったほうが
「効率的」に経済価値を高めることができるからだ。

それよりも、
DVDを1週間に何回転も貸し出したほうが
効率的に稼げるからだ。

こうして世の中のビジネスはサービス業化し、
サービス業は仕事をマニュアル化し、単純化しているほうが「効率的」なので、
非正規雇用の従業員でもオペレーションが回るようになっている。

また、サービス業にはどうしても季節や景気、業界状況によっての
浮き沈みがあるので、季節ごとに雇用を調整できる強みがある。
こうして「雇用不安」が現実のものとなった。

だからいま、若者は
「才能思考」「コミュニティの崩壊」「雇用不安」の真っただ中で生きている。

じゃあ、どうする?
ソリューションの一つが
「ナリワイをつくる」だと僕は思っている。

「ナリワイをつくる」とは、
・地域資源(ヒトやモノ、自然など)を活用した
・小学生でもできる小さなビジネスを
・ひとりもしくはチームでスタートする

そんなことなのかと思う。
それによって、「才能思考」は「成長思考」に徐々に変化し、
「コミュニティの再構築」が起こり、
個人ひとりひとりの「パラレルキャリア」(=2つ以上の仕事を並行する)に
つながっていくと思う。

たとえばそのようなことを、
企業や、大学や、行政や、大人たちや、若者自身は
どうやってアプローチしていくのか、
これがこれからの課題となっていくと思う。

僕のアプローチは、
ツルハシブックスという商店街にある小さな本屋、そして、
大学生や若者が商店街や離島、中山間地に入り込んで行うプログラムづくり。

この思考をもっともっと磨いていくことが
この1年のテーマになるだろう。  

Posted by ニシダタクジ at 06:09Comments(0)日記