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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年05月06日

消費をリデザインする

消費をリデザインする。

きっとこれからの
キーワードになっていくだろう。

昨日。
イオンとセブンイレブンに行き、
イオンの「トップバリュ」と
セブンイレブンの「セブンプレミアム」
を見比べてみた。

すると、
イオンの「トップバリュ」には
製造元は一切書いていなく、
「販売者 イオン株式会社」となっている。

セブンプレミアムは
ちゃんと下に製造者(メーカー)が書いてある。
ほとんどは大手の企業だ。

「トップバリュ」を買う人は、
価格最優先で、誰がどこで作っているか?
というのは特に関心がない。
あるいは、イオン株式会社を全面的に信頼しているということになる。

もちろん、セブンプレミアムの
大手企業だって、原材料でどこの国の
どんなものを使っているのか、わかることはないのだけど。

「森を見る力」(晶文社)で橘川さんは、
「メーカーが流通の下請けになった。」
と語っていた。

僕は新卒のあと、
小さなビールメーカーで
企画・営業の仕事をしていたことがあるのだが、

そこで一番学んだこと、
社長が何度も繰り返していたのは、
「メーカーと小売りは50-50(フィフティーフィフティー)だ。
頭を下げてまで売ってもらわなくてもいい」

ということだった。
だから、エキナカや道の駅など、
販売力のある小売店から無理な条件を提示されたとき
(たとえば、試飲を何本で土日には店頭に立って試飲させてほしい、など)
断ることにしてきた。

その言葉は今でも残っている。

いまや、「効率化」の名のもとに、
流通が覇権を握り、メーカーも消費者も
その軍門に下っている。
選んでいるようで、選ばされている。

そして商店街や、
地元資本スーパーは、売り上げが伸びない。

5月4日にツルハシブックスで初の
「まきどき村飲み会」というのを開催した。

これは、
まきどき村メンバーの増井くんが
GWを利用して沖縄に行くということで、
泡盛と沖縄のもので飲む、という単純な会だ。

その開催動機は、
まきどき村が人生最高の朝ごはんで使用している
かやぶきの家「旧庄屋佐藤家」の年間使用料の支払いが
迫っているので、その資金集めを語って集めた。

参加費はひとり2500円。
そのうち、ツルハシブックスの場所の使用料がひとり500円。
そして7人想定だったのでひとり1000円として、
沖縄から調達した食材費が7000円。

つまり、ひとり当たり1000円がまきどき村会計に入る、
という計算で開催された。
実際、10名を超える人が集まって、大きな黒字を計上することになった。

あとから考えると、
これは「消費のリデザイン」が起こっていると思った。

飲み会の参加費2500円は
飲み会としては少し安いくらいだ。
しかし、食べ物はすごく少ない。
(ひとり1000円を切る食材費だから)

しかし。
参加したひとりひとりの満足度はすごく高かったように思う。
席配置も固定しなかったことによって、
ツルハシブックスという空間の魅力が最大限に引き出されたように思う。

もし、これを
内野商店街やスーパーいちまんなどで
調達した「うちのDE飲み会」にしたとすると、
それはそれで楽しくなるなあと思った。

それは、
「消費者主権」(というほど大げさなものではないけど)
を取り戻す一歩になるかもしれないなあと思った。

マルカク醸造場のオヤジが言っていたっけ。
「ウチはスーパーに卸したことはない。
スーパーに卸すと、必ず買いたたかれる。
ここから買ってくれるお客さんだけに売っていく。」



そんなオヤジの作る味噌と
まきどき村の野菜で一品つくる飲み会を
次回開催できたらいいなあと。

消費のリデザインが始まっている。  

Posted by ニシダタクジ at 08:57Comments(0)日記