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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年05月12日

「多様性」と「対話」と「(時間的空間的)余裕」

最初にあったときから
「日本を今一度、洗濯いたし申し候」が口癖だった
小山雅由(コヤママサヨシ)の
旧外山虎松商店のプロジェクト
https://faavo.jp/niigata/project/235/summary

にお邪魔して、
「人を繋ぐ本のチカラ」
と題して話をさせてもらった。

途中、ワークショップを挟んでの
後半戦がすごく面白かった。
「場のチカラ」を定義するいい機会となった。

「多様性」が「偶然性」を生み、「可能性」が花開く。

がこれまでの本屋の魅力だったのだけど、
そこにライブラリーの可能性が加わると。

「場のチカラ」とは、
「多様性」と「対話」と「(時間的空間的)余裕」
ということになるのではないかと思った。

そして場のデザインとは、
この3つをデザインすることだと思った。

それを「対話」サイドから見ると、
「コミュニケーションデザイン」と言い、
ちょっと俯瞰して見ると、
「コミュニティデザイン」と言うのではないだろうか。

そして。
なぜ人々がこれらに価値があると思うようになっているかというと、

まさにこの3つが
「効率化」の代償として失ったものだからではないか。

そして、
「多様性」と「対話」と「(時間的空間的)余裕」を
もっとも簡単に誰でも、(しかも参加型で)作れるのが、
「本屋」もしくは「ライブラリー(図書館)」なのではないか。

外山虎松商店のような、
コワーキングスペースにおける参加型一箱ライブラリーは
そのようなものを生んでいくと確信した。

工業立国ニッポンの歴史は、
「効率化」の歴史でもあった。

燕や三条といった職人たちのものづくりのまちは、
最初は工業化の波に乗り、栄えていったが、
その後、アジア各国の生産力の向上やチェーンストアの展開とともに、
だんだんと元気がなくなっていった。

大切なのは、それを「経済至上主義」のせいにはしないことだと思う。

「経済至上主義」に抗うのではなく、
「効率化」に挑戦し、新たな価値を生んでいくことが
大切なのだと思う。

恵文社一条寺店の堀部さんが言っていた。

「小さなお店は、お客さんとの対話によって出来上がってくる。
本棚を通してまちの人たちと対話をする。それが本屋さんだ」

「そうして小さなお店がお客をつくり、お客がお店をつくり、
そのお店がまちをつくっていく。」

つまり、「対話」がまちをつくるのだと。

外山虎松商店のような場に作られるライブラリーは、
まさに「対話」の場だと僕は思う。

各人が本棚を通じて、
その場に来る人やまちのお店と対話をする空間だ。

そんな本を通じた「対話」から
生まれる小さな物語があって、
そこから始まる新しい人生がある。

「日本を今一度、洗濯いたし申し候」
となるまでは、少し時間がかかるかもしれないけれど。

そんな小さな物語が、
燕三条から生まれていくことは、
価値あることだと思う。

本というのは非効率的なメディアだと
堀部さんが繰り返し言っていた。

だからこそ時間的空間的余裕が生まれ、
多様性と対話の中で、
新しい物語が生まれてくる。

みんなが欲しいのは、
「効率化された暮らし」ではなくて、
「多様性」と「対話」と「(時間的空間的)余裕」
のある空間であり、そんな空間で生まれる物語だ。

きっとそんな場所を僕は作りたいのだと、
外山虎松商店に教えてもらった。

日本を今一度洗濯する小山雅由と
「外山虎松商店」プロジェクトを応援しています。
あなたも一緒にオープニングパーティーに行きませんか?

あと18日。
あなたの応援を待ってます!

https://faavo.jp/niigata/project/235/summary  

Posted by ニシダタクジ at 06:36Comments(0)学び