プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年07月05日

「本屋という瞬間」を買う

朝イチ。
町田マルイの「solid & liquid」
にお邪魔してきました。

東京駅近くのKITTEの中にある
「マルノウチリーディングスタイル」の新店舗。
北田店長に会いに。


オープン企画は飾り窓から。


窓枠から本の中をそっとのぞいてみる、という企画です。


なんだかドキドキします。


この置いてある棚もステキなんですよねえ。

1冊買って、ランチ。
これは充実した休日になること間違いありません。


東京在住の方。
お休みの日は、町田マルイへ。(勝手に宣伝係長)

ふと、思ったこと。

オシャレなカフェ。
友人と、あるいは彼氏と一緒。
料理の写真を撮る。

そんな女子はたくさんいるのだろうけど。
そのときに撮っているものって
なんだろう?

料理そのものじゃない。

いや、もちろんそういう人もいるだろうけど。
グルメブロガーとか。

でも。
別にほかに公開するためにアップしなくても
自分の中に残すために撮る人もいっぱいいる。

あれって。
その大切な人と楽しい時間を過ごした、
という瞬間を写真に収めているんじゃないか。

代官山蔦屋でもB&Bでも、
「本に著者ではなく店員がサインをする」というので
盛り上がったのだけど。

あれ、
ほかのお客さんがしても面白いなあと。

この瞬間を共有した共演者として、
その日買った本にみんながサインをしていく。
本屋で過ごしたその瞬間を買う。

放浪書房さんに出会って、
「一期一会」を売っているのだと思った。

だとしたら、劇団員である僕たちは、
もっと本屋という瞬間を売っていけるんじゃないかと思った。

あの日、あの時、あの場所で。あの本屋で。
同じ瞬間を過ごした共演者として、本に日付入りでサインを書く。

そんな本屋がひとつくらいあってもいい。

本日から、ツルハシブックスでは、
ご購入いただいた本には、ご希望があれば、
店員侍、その他のお客さんからのサインを入れることが可能です。

ツルハシブックスは
「本屋という瞬間」を売っていきます。  

Posted by ニシダタクジ at 06:17Comments(0)日記