2014年07月11日
本屋のような劇場を創る
マイクロライブラリーサミットでご一緒した花田さんが
東京から来店。
昨年8月のマイクロライブラリーサミットの様子は
ソトコトの隣の「マイクロライブラリー図鑑2013」へ。
この図鑑も
プロボノの結集というか、
「オールスター」みたいなメンバーで
作られているのだなあと。
礒井さんのワールドにみんなが吸い込まれるように集まって、
イベントができて、そして本になっている。
昨日話していて、
「本屋のような劇場」をつくるって
そういうことなんだなあって思った。
マイクロライブラリーサミットに出演した人たちには、
出演料はおろか、交通費さえ支払われていない。
いや、それどころか、
1週間前に確認のメールが来た時に、
「まだ参加費をお支払ではない方はこちらから至急お支払いください」
と書いてあり、
僕やco-baの中村くんはそのメールにひれ伏し、
即座に参加費を支払った。
「いままで、ゲストだと思っていました、すみませんでした。」
みたいな懺悔を一瞬でした。
ゲストなどいない。
登壇者も参加者も、みな、
その空間を分かち合う「共演者」なのだ。
イベントスタッフも同じで、
イベント自体はほとんど聞くことができずに
受付やら登壇者対応に終始したのだが、
みな参加費を支払っていたのだという。
だからこそ、あの空間が実現した。
僕は放浪書房とみーさんと話していて、
とても楽しかったし、会場もおもしろそうだった。
そうか。
空間を分かち合う共演者になるっていうのは、
あのときの空間のことだった。
花田さんに大切なことを思い出させてもらった。
「マイクロライブラリー図鑑」は
その情熱と感動と空間を1冊の本に詰め込んだ超大作だ。
しかもそれらがプロボノによって作られているということ。
昨日の花田さんとの話は、
ツルハシブックスが
「本屋のような劇場」になっていくことへの
大きな自信となった。
誰もが共演者となる空間をつくっていくこと。
それには劇団員の皆様の力が必要です。
劇団「ツルハシブックス」
まもなく団員募集を開始します。