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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年09月19日

他者評価依存からの卒業

大人たちは、
「チャレンジしろ」「結果を恐れずに挑戦するべきだ。」
としきりに言う。
しかし、若者はチャレンジできない。

「チャレンジできない。」
「アクションが起こせない。」

その理由は、現時点では3つ挙げられる
1 夢、目標がない。
2 自分に自信がない。
3 他者評価が気になる。

もちろんこの3つはリンクしているわけであるのだが。

1 夢、目標がない。
は昨日のブログで書いたように、
「夢・目標を持て、そしてそこに向かって今を生きろ」教育が行き過ぎた結果、
その裏返しで
「夢・目標を持っていなければ行動できない」
という自体を招いているのではないか。

2 自分に自信がない
これはよく成功体験の少なさが指摘されるが、
チャレンジしなければ成功ができないので、
自分に自信がない⇒チャレンジできない⇒いつまでも自信がつかない
のスパイラルに陥り解決策がない。

ここは「親和的承認」理論を使って仮説を立てなおす。
つまり、若者は親和的承認を満たされていないので、自信がないのではないか?ということだ。
本来や両親や祖父母、親戚のおじさん、近所の八百屋のおじさん
などがもたらすべき「親和的承認」の機会がない。

これによって、
自分に自信がなく、挑戦できない若者を生んでいるのではないか。

3 他者評価が気になる

学校教育は「他者(先生)からの評価」を前提に
出来上がっている。

これは当然のことだ。
公金を投入し、子どもを育てるのだから、
しっかりとした成果検証が行われなければならない。

その成果検証は先生からの評価という形で行われる。
学校でも家庭でも、常に他者からの評価がある。

問題は、そこに依存してしまうことだ。
他者評価を行動理由にまでしてしまうことだ。

「勉強を頑張るのは、
いい成績をとって、先生や親からほめられたいからだ。」

そういう動機づけが身についてしまうと、
他者評価が気になるし、
それが分からないものに挑戦するのが怖くなる。

だからこそ。
商店街インターンシップなのだろうと思う。

1 ゴールがわからなくても始める
2 商店街の人たちから親和的承認を得る
3 自己評価、まわりの仲間からの評価を行い、他者評価依存から脱却する。

昨日は活動最終日で、プレゼンを行った。
率直な感想は、「もっとやれたんじゃないか?」
という悔しさ。

最終日だから、いい形の言葉をかけたかったけれど
その通りにコメントした。

しかしそれは、
他者からの評価であって、
気にするな、とは言わないけど、

自分たちで自己評価して、
感じたこと考えたことがたくさんあったと思う。
また仲間からのフィードバックで気づいたことが
たくさんあっただろう。

それを他者評価と同じくらい、大切にしてほしいということ。

他者評価に依存すること
それは、息苦しさへの道だ。
だんだんとアクションしないようになる。

坂本龍馬は言っていた。

世の人は
我をなんとも言わば言え
我なす事は我のみぞ知る

他者評価を目的にしてはいけない。
あなたの人生の目的はあなたにしかわからないし、
その達成度も、あなた自身しか測れないのだから。

他者評価を超えて、アクションし、
振り返りを通じて、自己評価、仲間からの評価をしてもらう。

その積み重ねは、
人生においてかなり重要な経験になると思う。

動くのは自分。
評価するのも自分。
他者評価は参考までに聞いておこう。

3週間、おつかれさまでした。
たくさんの学びをありがとうございました。  

Posted by ニシダタクジ at 05:59Comments(0)日記