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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年11月13日

お見合いから料理コン

ししおどしがカッコーンとなる。
和服を着た年頃の女性にたずねる。
「ご趣味は?」
「お花を少々」

みたいな「お見合い」
って絶滅したのだろうか。

いや。
絶滅していない。

就職活動においては、
お見合いみたいなことがいまだに行われている。

「志望動機は?」
「御社の自由な社風に惹かれて」

って入ったこともないのに言わなきゃいけない。
就職活動はいまだにお見合い結婚を余儀なくされている。


2週にわたって行われた「夜景企画会議~経営者×学生のトークセッション」は、
すごい盛り上がりを見せた。

元はと言えば、
今年2月。
新潟大学の3年生女子が
「就職活動のシステムについていけない」と
相談に来たのがきっかけだ。

たしかに、ベルトコンベアーで運ばれながら
面接を繰り返していくような就活は
ちょっと疲弊してしまうだろう。

中小企業も考えたいけど
そんな情報はどこにも出ていない。

新しい就活を創らなきゃいけないなと思ってたところ
素敵な話が舞い込んできた。

実行委員会9名が
作り上げた夜景を見ながら各社の企画を考える会議。

イベント終了後の
参加学生や社長さんたちの顔を見ていると、
ああ、いい空間だったなあと思えた。

カギとなったのは、
各社の社長の人柄を紹介する紙芝居だった。

あれでみんなそれぞれのパーソナルな物語が
披露されて、
そこにいるのは「社長」というナゾの生き物ではなくて、
ひとりの人間がいるだけだった。

それが結果としてあの空気感につながったのだろうと思う。

言うなれば、
「お見合い」から「料理コン」のように、
一緒に作業をすることで、
お互いを知り、就職につながったらいいなあと思いました。

いい時間でした。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。  

Posted by ニシダタクジ at 08:28Comments(0)就職