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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年11月27日

「言ったら伝わる」は伝える側の傲慢


「KP法 シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション」(川嶋直 みくに出版)

キープ協会。
僕が環境教育を学んでいた
98年~2000年ころにお世話になった川嶋直さんの著作。
ああ、超なつかしい。

ブログタイトルにもしましたが、
「言ったら伝わる」は伝える側の傲慢、なんですね。
まずはこの動画から。
https://www.youtube.com/watch?v=6ROgvpY4x6U

KP法=紙芝居プレゼンテーション法
は、A4の用紙に大きめの文字を書いたもの10枚程度を
ホワイトボードに貼りながら説明をするプレゼンテーション方法である。

ほら、伝わらないでしょう?

この本、
人に説明するシーンがある人。

特に、
たまに中学生とか高校生に
プレゼンする、とかいう人は、
必読のような。

そして、
絵を描くのがニガテ(僕のような)な人とか。
ファシリテーショングラフィックとか難しいなあと
思っている人とか。

いいかもしれない!KP法。

っていうことで29日は
KP法の講習会に出てきます。
企画いただいた4大学メディアキャンパスさんありがとう。

一番心を動かされたのは、
「一方向⇒双方向⇒全方向のコミュニケーション」

KP法が特に使えるな、
と思ったのは、

ワークショップの後の発表。

この前の夜景企画会議でもそうだったのだけど、
チームで話し合って、最後にまとめを発表する、というスタイルが多い。

その時に、
自分は話に参加していないほかのチームの話ってわかりますか??

これ、ほとんどの人がわからないと思うのですよね。

たとえば、
KJ法でひたすら付箋が張り付けられている
模造紙を丸で囲んで
「こういう意見が出ました」
っていう発表がよくありますね。

あれ、「ああ、そういう意見が出たんだ。」
っていうくらいで、
他チームの発表をメモって
「これは使える!!」みたいにしている人ってあんまり見たことがないですよね。

ってことは、
発表者の発表したいことは聞いている人には伝わっていない
ということですね。

そこでKP法の出番なのかもしれません。

こういう話が出て、
こういう考えにいたり、
結果、こういうことになりました。

みたいなのをそれぞれA4シート1枚に
まとめられていたら、ほかのチームの人も
どんな議論展開だったのかがよくわかる。
まあ、寸劇をやるとかの自由度が下がってしまうっていうデメリットもあるけど。

全方向コミュニケーション。
これワークショップにおいてすごく重要なことだと思います。

KP法。
土曜日に学んできます。  

Posted by ニシダタクジ at 07:47Comments(0)