プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年12月03日

居場所のジレンマを超える方法

居心地の良い居場所

カフェ
居酒屋
図書館
本屋さん

などなど。
個人がやっているこだわりが生きるお店。
そこはとても居心地のよい場所。

しかし。
居心地の良い場所が抱える
ひとつのリスクがある。

常連さんが付く、
ということ。

そしてそれが複数人になると、
仲間意識も生まれ、いわゆる
「常連さんオーラ」を出すようになる。

それ自体は決して
悪いことではないだろう。

問題は、初めて来た人が
疎外感を感じられるレベルになったときだ。

僕は旅に出て、
地元の人しか行かないようなお店にひとりで行き、
「新潟から来ました」みたいなことをするのが
結構好きなのだが、

さすがに、
入り口を開けた瞬間に
常連さんがいっせいに「誰だ?」とばかりジロリと睨まれる
とさすがにビビってしまう。

そうすると、
その初めてきた人にとっては、
非常に「居心地の悪い空間」という
第一印象になってしまう。

つまり、常連にとっての居心地の良い空間は、
初めての人にとっての居心地の悪い空間になってしまう
場合がある。

これが「居場所のジレンマ」である。

空間の居場所が居心地が良ければ良いほど、
その場所は常連さんが付くリスクを負っていて、
その常連さんオーラが初めて客にとっては、
疎外感を感じられるものになってしまい、
そこは「居心地の悪い空間」となる。

それを如何にして回避するか。

1 新しい風を入れるということ

新しい人、新しい本が
そこに入ってくるということ。

本屋でいえば、新しい本が入る。
そしてその告知をする。
すると、その本に対して反応する
人たちがいる。

だから新しい風が絶えず入ってくることになる。

2 人をつなぐ

新しく入ってきた人に話しかけ、
すぐにつなぐ。

このときのポイントは
名前を呼ぶ、ということのような。

居心地の良い空間は、
ひとりひとりからしてみれば、
「そこに居場所がある」ということに他ならない。

そのもっとも大切なことは
個人として認識されるということ。

コンビニやスーパーでは、
一消費者としてしか扱われない
匿名性の高い世の中において、
人は個人として認識されることに喜びを感じるのだ。
それはきっと根源的な承認欲求に通じるだろう。

そうやって、
初めての人にも名前で呼ぶことが大切だ。

3 一緒に店外で何か始めてしまう

店内で話をするにとどまらず
一緒に何かを店外で(あるいは店内で)
始めてもらうということだ。

ツルハシブックスでは、
屋台をやってみたりということだ。

そうすることで、
単なる居場所としての機能ではなく、
きっかけをもらって、次につなげる場に発展していく。

この3つを実現するために、
その場所には「コーディネーター」と
呼ばれる人が必要になってくる。

新しい風を吹き込み、
人をつなぎ
イベントをプロデュースするような、
そんなコーディネーターが必要になる。

そんなことを考えていたとき、
ツルハシブックスはゲストハウスに似ていると思った。

新しい人が来て、
人がつながり、
一緒に何かが始まっていく。
そんな場所。

それが絶えず起こっている
「偶然」にあふれた場所を
人は居心地がいいと感じるのかもしれない。  

Posted by ニシダタクジ at 05:57Comments(0)学び