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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年12月22日

入口と出口

ツルハシブックスという空間。

それは、
「今まで見てきた世界だけが唯一の世界じゃない」
ということを体感できるということ。

「学校」「部活」「会社」「効率化された社会」

これらは決して、
唯一の世界ではないということ。

いじめや不登校を「ツラい」と思うのは、
「学校」だけが唯一の世界で、
その世界から弾き出された自分に
行く場所がない、ということ。

その解決策は、
「いじめやめよう」とキャンペーンを張ることではなく、
「不登校をなんとが学校にいけるようにしよう」と
努力することではなく、

「学校だけが唯一の世界ではない」
ことを伝えてあげること。
そして、世の中に存在するたくさんの世界(世界観)
を見せてあげること。

それには、地域の力が必要で、
そのような場をたくさんつくっていくことが必要だ。

会社も同じだ。
ひとつの会社に自分が勤められなかったらから、
あるいは就職活動にいまいち乗り切れない、
だったとしても、それはひとつの世界に過ぎないのだから、
世界を広げることで、悩みを解消すればいい。

しかし。
そこに安住することができる人は少ない。

世界の広さを知った上で、
ふたたび、学校や会社といった世の中という舞台に
仮面をかぶって入っていかなくてはならない。
世の中に適応した人を「演じる」ことを始めなければならない。

ツルハシブックスは世界の広さを知るための入口であり、
だとすると、出口を作る必要がある。

中学生高校生にとっての出口は、進学。
大学生にとっての出口は、就職。
社会人にとっての出口は、再就職またはナリワイをつくる。

その部分の強化をしていく時が
来ているのではないだろうか。

ツルハシブックスは、
新潟中央自動車学校内に、
小さなライブラリー「働き方研究所」を設置し、
おもに大学生が働き方について考える機会を提供しています。

11月5日12日に行った、
大学生と地域企業の経営者による
「夜景企画会議」の続きを、
働き方研究所内でスタートしようと思います。

先日話を聞いてきた
「ジョブウェブプロフィール」
http://www.jobweb.jp/
とも連動しながら、
「新しい就活」を作っていけたらと思います。

社会人向けには、
ツルハシブックス「夜のオフィス」
というのをスタートして、
ナリワイづくりをしていこうと思います。

入口と出口。
いろんな関係機関と連携していけたら、
面白いことになるかと思います。  

Posted by ニシダタクジ at 07:25Comments(0)思い