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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年12月25日

「コミュニティ」を買う時代

モノが売れなくなった。

いや。
実は最近の話ではない。


「第四の消費」(三浦展 朝日新書)
を読むと、30年~40年も前にそれは始まっていたという。

※参考 1月30日のブログ「家電を売るために夢を持て」
http://hero.niiblo.jp/e346221.html

冷蔵庫も洗濯機もテレビも家にあった。

冷蔵庫2個あったほうがいいよね、
という人はケーキか漬物の販売業を個人的にしている人くらいだ。
ここで、急速に需要がしぼんでいく、
はずだった。

しかし、そうなるわけにはいかなかった。
家電メーカーにはたくさんの人々が勤めていた。

その多くが団塊の世代で、
彼らは、大都市に出て、マイホームをすでに買っているか、
これから買おうとしていた。

大家族から核家族へ。
これで、冷蔵庫と洗濯機とテレビの需要は2倍になる。
その後、始まったのが、
「夢を持て。」キャンペーンではなかったか。

四人の核家族から一人暮らしへ。
これで家電の需要は四倍になる。
人口増以上のミラクル需要を作りながら、
日本の経済力は高まってきた。

それと引き換えにいろいろなものを置いてきた気がしているいま。

三浦さんは
「第四の消費」として、
「シェア」とか「つながり」などのキーワードがあげられるという。

モノを売る時代、
経済成長とは、「分断すること」だった。
四人暮らしから一人暮らしへ。
業務をアウトソーシングして効率化する。

時代は変わる。
モノが売れなくなった。
「分断された社会」が不安になってきた。

大学生の時、畑サークルで野菜を育てたとき、
豊かさとは、幸せとは、つながっていることだと体感した。
人は何かにつながっていないと生きられないと思った。

「コミュニティ」を売る。

自覚はなくとも、
これはどんどん現実化している。

たとえば、公民館でやっているお茶のサークル。
高齢のおばあちゃんたちが、あそこで欲しいものはなんだろう?
「正しい、もしくは美しいお茶の作法を学びたい」
という動機づけだろうか。

そうではないだろう。
毎週、同じ曜日の決まった時間に趣味を通じて集まってくる
仲間たちに会い、たわいもない話をして、お茶を飲んで帰ってくる。

それが人生にとって必要なのだ。
それは「コミュニティを買っている」ということではないだろうか?

団体スポーツもそうだ。
大人になってからやる趣味のスポーツは、
大会で勝つことが目的ではなく、
体を動かすこと、それよりもそこで出会う仲間たちが価値なのだ

これからは、
「コミュニティ」を買う時代になっている。

ツルハシブックスの「寄付侍」も同じように、
共感した人たちが、自分もその仲間に入りたいと
寄付をすることになる。
それを発展させたのが劇団員の仕組み。

「劇団員」には、それだけではなく、
熱い思想が入っているのだけどね。

自分の周りを劇場のように変えていける人。
それが「劇団員」だと思う。

世の中という大きな劇場の、
日常という小さな劇場のワンシーンを
僕たちは今日も演じている。

共演者たちと、どんなシーンを演じてみようか?
と今日も考える。


年末年始。
周りの人に声をかけて、
不要な古本を集めてみませんか?


とても売ることができない大切な古本
⇒メッセージを付けて、ツルハシブックスへ送付
(地下古本コーナーHAKKUTSUに行きます)


メッセージをつけるほど大切ではないけど、
誰かの手に届くといいなあという本
⇒段ボールに詰めて、下の申込書に記入し、バリューブックスに電話。
(クロネコヤマトが回収に来てくれます。送料無料)

本でツルハシブックスを応援しよう。
3月までに100件達成を目標にしています。
みなさまの参加をお待ちしています。

  

Posted by ニシダタクジ at 08:54Comments(0)学び