プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年02月01日

冒険は巻き込まれることから始まる

世の中のロングセラーと呼ばれる冒険の物語の
スタートの多くは自分の意思とは無関係に
巻き込まれるところから始まっているのだという。

ドラゴンクエスト。
生まれ育った町が何者かに襲われる。
王様に呼ばれる。
「君は勇者だ。」

え?
おれ?
勇者?
なの?

と言っているあいだに
冒険は始まっている。

戦いに次ぐ戦い。
気がついたら、本当に勇者になって、
仲間ができて、旅を続けている。

きっと。
人生ってそんなもんじゃないかなって思う。

巻き込まれることから、
冒険が始まる。

だから、冒険をしたければ、
巻き込まれることだ。

もしかしたら、
大学生にとって、必要なのは、
挑戦ではなく、冒険なのかもね。

あまりにもみんな、
目標設定・達成モデルに
洗脳されているから、

挑戦=チャレンジっていうのは、
高い目標を立てて、
それを達成することだと思っているんじゃないかな。

いや、そもそも
挑戦ってそういうものか。

キャリア・ドリフトは
挑戦よりも冒険を推奨する。

とりあえず飛び込む。
やってみる。
巻き込まれてみる。
冒険のパーティーの一員になってみる。

途中で、やっぱ違うわ。
と思うこともあるだろう。

それはまだ自分の感性が未熟だから。

大丈夫。だんだんと磨かれていく。

「たまたま、学食で隣に座っちゃって。」
みたいにして始まった冒険が、
いつのまにか。

「導かれし者たち」(ドラクエⅣのテーマ)
だと思えるようになってきて、
冒険そのものが楽しくなってくるときがあるかもしれない。

そういう人生って楽しいなあと思う。

だから、もし、若者にきっかけを与えたいのなら、
「巻き込まれちゃう」ような仕掛け、仕組みを
作らなければならない。

挑戦より、冒険。

冒険したいあなたにオススメ書籍2点


「毎日が冒険」(高橋歩 サンクチュアリ出版)


「冒険の作法」(小阪裕司 大和書房 絶版)  

Posted by ニシダタクジ at 08:04Comments(0)日記