プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年02月08日

プラットフォームからアリーナへ

笠間市での茨城大学人文学部の
卒論発表会に行ってきました。

つくばの農産物直売所や
笠間のクラインガルテン、
常陸太田でのファーム&キッチン
など、農業経済ゼミかと思うような発表は
たいへん興味深く聞かせてもらいました。

「どんな役割を学生に担ってもらうのか?」

というキーワードをいただきました。
受け入れ側にそのような仮説というか、
心構えが必要だということでした。

共創のまちづくりは、
5段階の状態を経て、
達成されていくのだという。

1 ネットワーク:つながる
2 フォーラム:課題を出してもらう
3 プラットフォーム:方向性を決める
4 アリーナ:演じる
5 パートナーシップ:連帯、連携する。

これらの段階を経て、共創という状況が出現する。
いま、笠間はプラットフォームからアリーナへと
移行しているとき。

アリーナとは、劇場のこと。
誰がどんな役を演じるのか?
それを地元の人も、行政も、大学も、大学生自身も
考えていかないといけない。

もうひとつのポイントは役割がある、ということ。
いま、ウケているものは、役割を感じられるもの。

AKB48のファンもある意味、そうかもしれない。
B級グルメも地元の人ひとりひとりが「当事者意識」
つまり役割感を持っているということ。

そういう、絶妙の
役割感をデザインできるか?
というのがプログラム設計のポイントとなる。

その際に重要になってくるのが
受け入れ先のキーマンだ。

キーマンが、そのような演出家であり、
なおかつ役者であること。

それこそが学生×地域のプロジェクトを
活気のあるものにしていく。

僕はこのアリーナで、何を演じていくのだろうか?  

Posted by ニシダタクジ at 09:14Comments(0)学び