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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年03月05日

「セレクトされたい」より「コミュニケーションしたい」

東京・往来堂書店。
神戸・井戸書店。
鳥取・定有堂書店。
甲府・春光堂書店。

僕が本を買いたくなる「街の本屋」出会った順。

品川・ペーパーウォール品川店
大阪・スタンダードブックストア(心斎橋・阿倍野)
福岡・ブックスキューブリック

思わず買いたくなる本を並べている本屋さん。
こちらはどちらかというと雑貨屋系というか、
僕の中では「思わず」買ってしまう店。

なんかよくわからないけど、
比較的関西圏のほうが、僕好みの本屋さんが
多いように思う。

それはひとえに
僕がコミュニケーション型だから
なのかもしれない。

「スタンダードブックストアの棚は
私に語りかけてくる感じがする」

と言ったのは、23歳の梨木千鶴だった。
なんという素晴らしい感性をしているのか?

それだ!!
と思った。

昨年2月の「ブックマーケット」の講演で
恵文社一乗寺店の堀部さんも言っていたが、
本棚を通して、お客さんと、そして町と対話をする。
そうして本屋が、そして街ができていくのだ。

そのときに何を語りかけるのか?
「春光堂書店」宮川さんは、
今生きるのに必要な本を置くという。

そうやって、棚を通してお客さんに語りかける。
それが本屋さんの醍醐味なのだなあ。

いま。
セレクト本屋さんが注目されている。
カフェを併設して、
ジャンルごとにセレクトされた本が並ぶ。

見ていると面白い。
しかし、「買いたい」のスイッチが入らない。

なぜだ?
僕自身が本屋さんであるというものあるだろうけど、
(メモってあとで注文すれば自分の店の売り上げになる)
冒頭の8軒の本屋では買ってしまったのだ。

その違いはなんだろう?

「対話」だ。
本棚を通じて、コミュニケーションしようと
本屋さんが思っているかどうか。

いや、もしかしたら思っているのかもしれないが、
僕がそれをキャッチできるかどうか。
双方向のコミュニケーションがそこに成立するかどうか?

そういう点では、
関西圏のほうがもともとそういう文化の中にあったのかもしれない。

おばちゃんが配る飴玉。
通称飴ちゃん。
非常に優れたコミュニケーションツール。

あれを食べさせることで
心を開かせ、コミュニケーションが始まるのだ。

お客さんと対話をする。
その根底には、自分が信じる「世界観」がある。
「世の中はこうしたい」という熱い思いがある。
伝えたい思いがある。
あなたのことを知りたいという気持ちもある。

それを本を通じて行うことができる。
それが本屋さんの醍醐味なのかもしれない。

そういう意味では、
「国立本店」や「まちライブラリー」のような
マイクロライブラリーは、
本の持つ「コミュニケーション」の可能性を引き出す取り組みであると言えるだろう。

もちろん、ツルハシブックスがやっているハックツもそうだ。
あるいは、「劇団員」同士がパスポートで交流できる仕組みも同じだ。

若い世代に、
届けたい気持ちを、相手と対話する意思を持ち、
おそるおそるつくっていくこと。
きっとそれが暗やみ本屋ハックツになるのだと思う。

3月14日(土)14:00~
東京・練馬・上石神井のブックスタマ上石神井店で
「暗やみ本屋 ハックツ 企画会議」を開催します。

ツルハシブックス劇団員により
運営される10代のための
メッセージ付き古本販売。

あなたも第2期劇団員になりませんか?
http://tsuruhashi.skr.jp/boshu



※劇団員は全国(鹿児島とニューヨークにも!)にいるので、
パスポートを持って、劇団員探しの旅に出ることができます。
「あの、すみません、ハンコもらいたいんですけど」
とアポとってください。  

Posted by ニシダタクジ at 07:17Comments(0)