プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年03月12日

アクティブシニアが欲しいモノ

笠間市の
地域おこし協力隊の報告会に
行ってきました。

3人の隊員とも、すごいヒアリングをしっかりしていて、
やはり、地域おこし協力隊は、
受け入れ担当者が仮説を持って取り組めば、
何かいい事業のきっかけとしては、
すごくいいなあと思った。

ひとつ気になったのは、
お客の不在。

誰のために
空き店舗を開いて店にするのか?
「地域活性化」という旗では、
残念ながら賛同者は増えないと思う。

お客は誰か?
という問い。

一般的には、これからのビジネスマーケットは
「アクティブシニア」層に向けて
打っていくのがいいと言われている。
比較的人口が多く、しかもお金を持っているからだ。

JRの大人の休日倶楽部に代表されるように、
アクティブシニアを取り込んでいく(言い方が悪いが)ことが
必要だ。

では、国全体のような大きなマーケットではなく、
地域のような小さいマーケットではどうか?
いや、そもそも、
アクティブシニアが欲しいモノなどあるのだろうか?

僕の仮説だけれど、
彼らがほしいのは「コミュニケーション」と「出番」だ
若い人とコミュニケーションしたい、あるいは教えたい、
あるいは若い人を応援したい、力になりたい。

この欲求をどのように満たしていくか?
がカギになっていく。

だから、逆説的だが、
お客を若い人に設定すべきだと僕は思う。

そして、アクティブシニア層を
「第二の顧客」として、機能させるのだ。

つまり、「あなたも若い人たちの役に立つことができる。」
というのを商品にして、販売していく必要がある。

次に必要となってくるのは
若い人でも、どんな若い人か?
ということだ。

まきどき村では、
「ふるさとを持たない若い人」を
ツルハシブックスは
「将来に不安を抱える中学生高校生大学生」を

そしてこれから始まる米屋さんは
「ていねいに生きたい20代女子」を
それぞれお客に設定している。

あとはシニア層とのコミュニケーションを図っていく
デザインをどのように作っていくか?

40代はそのつなぎ役になれるのかもしれない。  

Posted by ニシダタクジ at 06:58Comments(0)日記