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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年06月05日

二枚目の名刺という本能

昨日は公開講座でした。
・五行循環
・風水
・陰陽道
ってそういうことだったんだ!
と40歳にふさわしい学びの場でした。(笑)

さて、講演メモ

~~~ここから

・大名時計
日の出を明け六つと呼んだ。
⇒江戸時代は、時間が伸び縮みした。
火の出ている間を六等分したのが時間となった。
(明け六つ、明け七つ、明け八つ、暮れ八つ、暮れ七つ、暮れ六つ)
※夏と冬は重りの位置でメトロノームのように、時計の進みを変えた。
⇒時間が伸び縮みした。

昼と夜とで6等分ずつされて、合計12個の区切りができた。
それに干支(十二支)を当てはめた。

夜中の12時⇒子、2時⇒丑、4時⇒寅、12時⇒午
※丑三つ(丑寅)とは縁起の悪いものと言われた(鬼門)
※鬼の角は牛のツノでパンツは寅のパンツなのは、その間にあるから。
※12時が午(うま)なので、それより前を午前、後を午後と言う。

北東・南西方向は鬼門と呼ばれ、必ず鬼門除けがある。
反対に南東、北西方向は巽(たつみ)、乾(いぬい)と呼ばれて吉方位。

五行循環
木→火→土→金→水

木生火(木は火を育む)
火生土(火は土を育む)
・・・相生
相剋・・・木剋土・・・呪いの星

東に青竜(春)・・・青
南に朱雀(夏)・・・朱
真ん中に土・・・黄
西に白虎(秋)・・・白
北に玄武(冬)・・・黒

※ 青竜が住む春⇒青春
※ 土用の丑の日
※ 江戸前寿司はこのように並べる。
※ 稲荷神社の鳥居が赤いのは、火(赤)生土(黄)だから

・十干(甲乙丙丁・・・)
甲(きのえ)乙(きのと)丙(ひのえ)丁(ひのと)
きのえ⇒木の兄 きのと⇒木の弟

干支と十干が一回りすると60歳で還暦(江戸時代の平均寿命くらい)
「風水」:真ん中に黄色をもってくる、大木は東に低木はその南に。

「風水」=地理学
北に雷が落ち、血流をつくる。
北に山、南に低地、東に大河、西に大道。
※水戸はこれを90度西に転換して城下町をつくった。
北に山、南に大洗、東に那珂川、西に水戸街道
※気を通すことが重要
江戸時代は時間と方位が重なっていた。

・年寄とは、相談を受ける人という意味。
・会社時間を卒業して地域時間を生きる。
・名刺から「固有名刺」へ。
・「自分が知っている自分」と「他人が知らない自分」のクロスするところに肩書きをつくる。

江戸時代は3つの名前を持っていた。
・本名
・愛称
・俳号など趣味の名前

※僕の感想:現在のパラレルキャリア・二枚目の名刺⇒本能なのではないか?

「払う」お金と「包む」お金
・通常の払う(商取引)では、「払う」ということは「人間関係を払う」ということ
⇒払った後は無関係の関係になるということ。
⇒売り子と客は知り合ってはならない。

つまり「払う」お金は人間関係をフラットにする。

ヤップ島の話
ヤップ島ではドル紙幣と石貨が流通している。
石貨は背丈ほども大きい。

結婚式では、ドル紙幣を持って行っても受け取ってもらえない。
石貨をもっていく。
⇒家の外に飾る。自分はこれだけ交友関係があるんだと誇る
つまりこれが「包む」お金である。

※役割が違う⇒気持ちを伝えるのは石貨
ではヤップ島におけるドル紙幣は何か?
「交換するための道具」
モノとモノを交換するための基準となる道具。

日本では(ほとんどの国では)、「払う」お金と「包む」お金が
同じ日本紙幣になっているためにややこしい。
「いっぱいあれば幸せだと思ってしまった。」
⇒比較を生む。比べてしまい不幸になる。

新しい「役」を作らなければならない。

自己紹介は「We」の集合体。
どの「We」から出すか。

あなたの肩書はなんですか?

~~~ここまで講演メモ。

パラレルキャリア、二枚目の名刺は本能かもなあと思った。
それによって人はオンリーワンの自分をもうひとつ作ることができる。

あるいは演じ分けることで、あらたな自分が開花していく。

他人と比べない。
ここが幸せの出発点であるなら、
名刺は2つあったほうがいいよね。

そんな風に思った公開講座でした。

こんな本が出てましたね。
今度読んでみます。

「2枚目の名刺~未来を変える働き方」(米倉誠一郎 講談社+α新書)  

Posted by ニシダタクジ at 06:02Comments(0)学び