プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年08月08日

from japan


昨日は、茨城県主催の
「県北地域ビジネス創出支援事業キックオフセミナー2015」でした。

宮崎の「まちづくりGIFT」の
斎藤潤一さんの話にシビれる。

「いい敗北感」でした。
敗けてるなあって感じ。

「まちづくりGIFT」
http://giftstotheearth.com/
webにメッセージ詰まってます。

いちばん熱いのはココ
http://giftstotheearth.com/?page_id=2627

僕の心をとらえた一言は、
「obisugidesign」
https://sugi-ya.jp/obisugidesign/

この中の、
from japan
世界最大のギフトショーに出した時のロゴ。
from japanの文字が。

カッコイイ。

from japan。

杉を売っているのではなく
「日本」を売っているのだと。
歴史を、文化を、伝統を、地域を
すべてひっくるめて「日本」を売っているのだなあと。

熱いな。
コメタクも
「from niigata japan」ってロゴをつけたくなりました。
新潟のミッションを共に売っていきたいと。

明治時代。
廃藩置県が起こり、
人口がもっとも多かったのは新潟県。(明治28年まで人口1位)
それは、食べ物が豊富にあったからだと言われています。

自給自足が基本だった江戸時代。
食べ物が多く採れるところに人が集まるのは
当然です。

そんな新潟県から
たくさんの人材が各地(おもに東京)に輩出されていったのです。

そんな新潟から送る米に
どんな想いをこめていくのか?
(米にコメていくのか?笑)

そんくらいの絵が必要だなあと思いました。
創っていく「文化」とはなんだろう?
そんな問いからスタートしなければいけないですね。

さて。
まちづくりGIFTの話に戻ります。

経済なき道徳は寝言である。
という宮沢賢治の言葉から
経済なきまちづくりは戯言である。
という厳しい一言から始まります。
「稼ぐ」ということの大切さを語ります。

まちづくりGIFTがやっていることはシンプルに言うと
「発見」「磨く」「発信」です。
このすべてに手を抜かないこと。
これが基本です。

特に「発信」のところをやれる人が少ないので、
ここをやっていくことが重要です。

たしかに。
ウェブデザインとか、ウェブマーケティングの会社って
そういうことをやっているんだもんね。

シリコンバレーで働いていたときに斉藤さんが学んだこと。
当時はアップルはどうしようもないと思われていた会社のひとつだった。
ところが、そんな企業があっという間に歴史の主役になる。
これは地域に似ている、と思った。

そうそう。
未来は予測不可能だから、
すべての地域に「世界最先端」の可能性があるんだよね。

まちづくりGIFTのやっていることは、
地域資源を活かしたビジネス。

ドイツが終戦後、まったく同じ街並みを復元したような
「先代から引き継いだものを次世代につなげる」のが使命である
と言い切れるような地域社会は素敵だなあと思う。

ビジネス的には
「杉」にフォーカスして
世界最大のギフトショーに出て、注目されて、
視察がたくさんくることでものすごい経済効果が生まれている。

カッコいい。
こういうの、かっこいいなと思います。

ひとりで始める。
ビジョンを語る。
仲間を増やす。
ブームになる。
メディアが動く。
地域が動く。
地域がつながる。

そういうことなんだなあって。

なんというか、そういう原則みたいなものを
実感しました。

もうひとつ。
「テゲツー」(宮崎てげてげ通信)
http://visit.miyazaki.jp/

やっぱりメディアを持つって大事だと。
何を発信したいのか?
ってそういう原点に返って発信し続けること。

ツルハシブックスの話も、
コメタクの話も、
ここから広がっていくなあと感じています。

新しい「価値」を一緒に創っていきたいなあと
思える人たちと一緒に価値を創っていきたいと
強く強く思った時間となりました。

斉藤さん、ありがとうございます。
僕もビジョンを語っていきます。  

Posted by ニシダタクジ at 07:46Comments(0)