2015年09月11日
正解はひとつ症候群
「ずるい考え方」(木村尚義 あさ出版)
ラテラルシンキング(水平思考)の本、
なんだけど、事例が面白いので読みやすい。
まだ序盤なのですが、つぶやき多数。
学校教育は、ロジカルシンキング(垂直思考=論理的思考)
でできていて、「複数の答えは存在しない」という前提で成り立っている。
そこで多くの人は
「正解はひとつ症候群」に陥ってしまうのだという。
いやあ、確かに。
ポイントは以下の3つ。
私たちは「常識」に頼り切って「自分で考えること」を放棄してしまう。
常識とは、圧倒的多数の人が正しいと考えている共通認識のこと。
ルールや常識は、すでにあるものをもとにしていますから、
新しいことを始めようとするときには、まったくあてにならないのです。
いいですね。
こういうの。
大学生のとき、いや高校生中学生のときに読みたい1冊です。