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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年10月06日

地域の「編集者」になり、ナリワイをつくる

中山間地域フォーラムで特別報告をした伊藤洋志さん




伊藤ファンとしては、ツーショットも撮りました。


「ナリワイをつくる」(伊藤洋志 東京書籍)

ツルハシブックスでの累計売上、ベスト3に入ってくるこの本。
仕事に悩む人は必読の1冊。

「これからの働き方」を先取りしている。
21世紀の百姓を感じる。

全国床張り協会
ミカン農家の販売支援
木造校舎ウエディング
モンゴル武者修行ツアー

など、伊藤さんの仕事は、シブいところをついている。

シンポジウムでは、「働き方がシフトしている」とまとめられていたが、
本当にそうだと思う。

伊藤さんのような働き方は、
きっと50年後は誰もが当たり前のようにやっていること
なのかもしれないなあと思った。

「経営の多角化」が
一定の規模以上の会社には必要だと言われているけど、
それはそのまま、個人にも当てはまると思う。

個人の人生を経営する。
そう、「自分経営」の時代に入ったと思う。

モチベーション維持をどうするか?
福利厚生をどうするか?
どうやってスキルを磨いていくか?
人とのつながりをどうつくっていくか?

そんなことを自分自身で考えなければならない。

「ナリワイ」はそこに方法論を与えてくれる。
伊藤さんの出発点は、
「元手なく仕事がつくれないだろうか?」ということ

ナリワイの作り方は
1 支出を面白く削る
2 技・余剰を他の人に提供する
3 仕事になる「生活を充実させながら少ない元手で仕事をつくる」

そう。
実は支出を削ることがもっとも大きな「収入増」につながっているのだ。
かつ技が増えていく。
生きるチカラ、とはこういうことをいうのではないか。

そして何より、
床張り協会の話で面白かったのは、
「仲間が増えていく」というところだ。
みんなで楽しく床を張ることで、仲間が増えていく。

これ、いいね。
「ナリワイをつくる」、ということで、仲間が増えていく。

そうそう。
人間の根源的欲求は
・人の役に立ちたい
・学びたい
・仲間がほしい
だと思うから、「ナリワイをつくる」もそれを満たしているなあと思う。

「地域に仕事をつくる」には
編集者が必要だと伊藤さんは言う。

そうそう。
ミカン農家を手伝って、
販売に時間が割けないことを知り、
代わりに売ってあげること。
掛け算で新しいこと生み出していくこと。

それって大学生でもできるのではないか?

田舎で働きたい
地域に貢献したい

と思っている大学生は、まず小さなナリワイづくりを
スタートしてみるのがいいのではないだろうか。

伊藤さん、これからもつながっていけそうな
気がしています。

ありがとうございます。  

Posted by ニシダタクジ at 06:56Comments(0)