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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年11月08日

「文化」とは「愛の伝え方」のこと





地域若者チャレンジ大賞2015の応援にいってきました。

北信越ブロック代表は、信州大学の三浦希枝さん。
受け入れ企業は、木のおもちゃを作っている塩尻市の酒井産業さん。
コーディネーターは塩尻市役所(当時塩尻商工会議所)の山田崇さん。

プレゼンの前に事例研究会。
あらためて、このプロジェクトの価値を考える。

「木育(もくいく)」という
木を用いて、子どもに森と親しんでもらおうとする
活動を保育園・幼稚園に広めるというプロジェクト。

三浦さんが
保育園・幼稚園にプレゼンして、木育の導入を促す。
そのプロセスで生まれてくるもの。

それはきっと「文化」と呼ぶものなのだろうなあと。

専務は、木育の導入によって、
子どもたちにどんな変化があったのか、
目をキラキラさせて語ってくれた。

木育とは、新たにつくったものではなく、
もともとプログラムとしてはあったのだ。
しかし、そこには「魂」が入っていなかった。

そこに専務の情熱と
三浦さんの行動力と
山田さんのコーディネート力で
「魂」を入れていったのだろうと思う。

僕は話を聞いていて、
「木育」というのは、
子どもへの愛の伝え方だなと思った。

木のおもちゃを通して、子どもへの愛を表現する。

だから、保育士さんや幼稚園の先生も
楽しくなるのではないかな、と思った。

価値があるのは、
共感の輪によって新しい文化が創造される
プロセスにあるのではないか、と感じた。

山田さんは言い続けた。
「1つの保育園を変えることが日本を変えることだ」

そしてそれは、
どうやって愛を伝えるか?

という根源的欲求に応えることで、
徐々にできていくのだと思った。

もしかしたら、「文化」とは、「愛の伝え方」のことなのかもしれない。

素敵なことを学ばせて頂きました。
三浦さん、ありがとうございました。  

Posted by ニシダタクジ at 09:14Comments(0)学び